この芽の名前は- カエデ(モミジ)?
2月22日(金)
寒さは残るが太陽が出ていると暖かい。このところ春日よりの日が続く。
公園には赤いボケの花が咲いている。「これでもか」というくらい花や花芽をつけている。花が咲くときれいだが、あまり大切にされないのか、公園の片隅に植えられていて、あまり手入れも受けていないようだ。
ボケの花
赤いサザンカが掘り起こされたままになっていた。どこかに植えられるのだろうか。横に倒れた状態でも花を咲かせている。これから咲こうとする蕾も色づいている。
掘り起こされたままになっていたサザンカ
これは何の芽だろうか。思い出しているのだが、なかなか思い出せない。この辺にはハクウンボクやモモ、サクラ(緑色をしたサクラ?)などがあった。
この芽の名前は? 幹
昨年の資料などを調べると、ハクウンボクではないようだ。ハクウンボクの芽は綿毛で覆われている。この芽には綿毛はない。モモの芽にも綿毛があった。するとサクラなのか。ソメイヨシノなどの芽には細毛がある。毛がないのはオオシマザクラ、しかしオオシマザクラは包んでいる燐ペンの数がもっと多い。この芽を見ていただけでは手がかりが見つからなかった。
インターネットの画面をみているうちに、エンコウカエデに出会った。よく似ている。エンコウカエデはイタヤカエデの仲間だという。カエデ類の冬芽を見るとよく似ていることが分かってきた。
そこで近くのカエデの新芽を見に行った。カエデ類の新芽は対生になっているという。確認してみた。間違いない。頂芽はどうなっているのだろうか。対生になっているものと、そうでないものがある。この辺のことについては、後日調べてみたい。
近くのカエデの新芽
カエデについては問題が残った。部分的な花を追うだけではなく、周りの様子もしっかり記録に残しておく大切さが分かってきた。過去の写真を振り返り、カエデの付近の手がかりを捜したいと思う。
記 平成25年2月22日(金)