公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

スイカズラの新芽が色づく

221日(木)
 
 公園の西側の入り口にハナズオウの樹が2本ある。4月下旬ごろ赤紫色の鮮やかな花をつける。いま、新芽の短毛で覆われている燐ペンが開こうとしている。燐ペンの合わさり目が広がり、内側に新しい褐色をしたものが見える。ここから何かが起ころうとしている。
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ハナズオウの新芽                        花
 
 高いところにイチョウの新芽がある。望遠をきかし撮影してみた。先が丸く円柱状だったものに角ができ、円錐形に変わっている。先が剥け始めているように見える。
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イチョウの新芽
 
 オオシマザクラソメイヨシノの新芽はまだ大きな変化がなく、燐ペンが堅く閉じている。どちらも濃い褐色をしていて区別は難しい。写真で見る限りではオオシマザクラの新芽の方が艶があり鮮やかに見える。細毛のつき具合なのかと思って調べてみると、ソメイヨシノには葉や葉柄には細毛があり、オオシマザクラは無毛だという(牧野植物図鑑)。やはりそうなのかと納得できる。できたら手にとって確認したいと思っている。
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 エンジュの新芽はほとんど確認できない。小さいのか、ないのか、しっかり確認できない。この樹には以前、最初ヒヨドリの大群が来ていた。その後、ヒヨドリに変わってムクドリが訪れるようになっている。食べ物の少ない時期だから、新芽も食べられてしまったのかもしれない。しかし、皆無になったとは思えない。よく探してみようと思っている。
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エンジュの新芽
 
 公園の隅の塀際にあるスイカズラの新芽が、黄色くなってきた。小さいが、ふくらみが感じられる。昨年、この花の開花を逸してしまったので、今年は追い続けている。
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  平成25年2月21日(木)