公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

モッコクとタブノキの新芽がきれい

217日(日)
 
  サクラの樹の近くにシラカシの樹がある。このシラカシの樹は下の方にも枝があるので新芽や果実、葉などが観察できる。いままでシラカシの新芽をしっかりした写真として撮っていなかったので、いい機会と撮影した。結果は不十分だったが、大まかには特徴がつかめる。新芽は大分細長くなってきている。褐色をした沢山の燐ペンで覆われている。燐ペンの縁は円形になって、重なりめは黄色っぽく見える。まだ堅そうだ。
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シラカシの新芽
 
 モッコクの新芽は上を向いており、葉に囲まれていて、下からはよく見ることが出来ない。手の届きそうな枝を見つけ下げてみると、葉の間に赤い粒状のものが見える。今日見ると、球状だったものが変形して、白色の筋が入ってきている。拡大してみると、白色の筋を割れ目として開きそうに見える。これが何になっていくのか観察続けたいと思う。
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モッコクの新芽
 
 ひょうたん広場のタブノキを見ると、日陰の方の新芽が赤く大きくなっているのを見つけた。日の当たる方が大きいのではと思ったが、どういう訳か日陰の方がずっと大きかった。なぜなのか調べてみたいと思う。タブノキの新芽は新芽の中でもきれいで見栄えがある。赤く色づいた新芽を拡大してみると、チューリップの花が開く前のように見える。
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 ヨコハマヒザクラの新芽が鮮明に撮影できた。沢山の燐ペンで覆われている。褐色の燐ペンは上へ行くほど大きくなり、短い毛が沢山生えている。枝の先端にに集中しているところは、他の樹木に新芽のつき方と同じである。
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 ヨコハマヒザクラの新芽
 
 クヌギの新芽は高いところにあり、なかなか撮影できなかったが、分かりそうなものが撮影できた。見ると他の樹木の新芽と似ており、沢山の燐ペンで覆われている。燐ペンは濃い褐色で縁は白色をしている。ふくらみは感じられるが、まだ堅そうだ。
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クヌギの新芽 
 
 
  記  平成25216日(土)