公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ヒイラギナンテンが咲く

214日(木)
 
  春一番になるのか、強い風が吹いている。ビルが多いので余計風が気になる。でも暖かい。上着の下にセーターが要らなくなってきた。手袋も要らない。春の暖かさである。
 
  クロガネモチの新芽を見ようと近づくと、スズメがいっせいに舞い上がった。別に脅かそうとしていないのに、スズメはすばやい反応を示した。動物のすばやい条件反射に、帰ってこちらの方が驚かされた。スズメの存在を意識せずゆっくり近づいたのに、「ばた、ばた」と数が多ければ、音も大きくなり、人だって驚かされる。せっかくだからスズメの写真でも撮ろうと準備したが、クロガネモチの葉の陰に隠れ、1羽も姿を見せない。これでは撮影することは出来ない。
  クロガネモチの枝先に焦点を合わせ撮影した。結果を見ると、どこを見ても新芽らしきものは映っていない。枝先はみんな上を向いている。やはり上から撮影しなければならなかったのか。また別の日に撮影をすることにする。
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  クロガネモチ
 
  ヒイラギナンテンへいくと黄色く色づいているのが見えた。「咲き出しているようだ」近くによると、蕾が色づき大きくなっている。ちょっとかき分けてみると蕾が開いているものがあった。ようやく咲き始めたようだ。花はまだ大きくは開いていないので中を見ることは出来ない。また、どれも枝から吊り下がっているので、余計分かりにくい。花びらのように見えるものはがくらしい。数えると9枚あるという。1度数えてみようと思う。
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  公園にハトがたくさんいる。いるというよりも多すぎる。どこの公園へいってもやたらに多い。やはりえさをやるからだと思う。その分訪れる野鳥が少なくなっているのではないだろうか。それでも草の芽を突っつくムクドリの姿があった。
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 サンゴジュの新芽が枝先に見えている。撮影できそうだ。撮影してみると、燐ペンがはがれようとし、中のものが見え始めている。もっと詳細に撮影したいのだが、カメラの性能の限界である。「もっと下の方にあったらなぁ」と思うばかりである。
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サンゴジュ
 
 フサアカシアミモザ)が咲き出した。枝先に黄色いものが沢山ついている。10ぐらい球形のものが一塊になり沢山連なっている。調べると、これはまだ蕾らしい。経過を見ていこうと思う。
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 シャクナゲの蕾にようやく色がついてきた。大きくなった蕾の先に赤み出て、ごくわずかだが開き始めているように見える。シャクナゲはずいぶん前から大きな芽をつけていた。ここまで来るのが長かった。ようやく咲いてくれるようだ。
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  記  平成25214日(木)