ヒイラギナンテンが咲く
2月14日(木)
クロガネモチの新芽を見ようと近づくと、スズメがいっせいに舞い上がった。別に脅かそうとしていないのに、スズメはすばやい反応を示した。動物のすばやい条件反射に、帰ってこちらの方が驚かされた。スズメの存在を意識せずゆっくり近づいたのに、「ばた、ばた」と数が多ければ、音も大きくなり、人だって驚かされる。せっかくだからスズメの写真でも撮ろうと準備したが、クロガネモチの葉の陰に隠れ、1羽も姿を見せない。これでは撮影することは出来ない。
クロガネモチの枝先に焦点を合わせ撮影した。結果を見ると、どこを見ても新芽らしきものは映っていない。枝先はみんな上を向いている。やはり上から撮影しなければならなかったのか。また別の日に撮影をすることにする。
クロガネモチ
ヒイラギナンテンへいくと黄色く色づいているのが見えた。「咲き出しているようだ」近くによると、蕾が色づき大きくなっている。ちょっとかき分けてみると蕾が開いているものがあった。ようやく咲き始めたようだ。花はまだ大きくは開いていないので中を見ることは出来ない。また、どれも枝から吊り下がっているので、余計分かりにくい。花びらのように見えるものはがくらしい。数えると9枚あるという。1度数えてみようと思う。
公園にハトがたくさんいる。いるというよりも多すぎる。どこの公園へいってもやたらに多い。やはりえさをやるからだと思う。その分訪れる野鳥が少なくなっているのではないだろうか。それでも草の芽を突っつくムクドリの姿があった。
サンゴジュの新芽が枝先に見えている。撮影できそうだ。撮影してみると、燐ペンがはがれようとし、中のものが見え始めている。もっと詳細に撮影したいのだが、カメラの性能の限界である。「もっと下の方にあったらなぁ」と思うばかりである。
サンゴジュ
シャクナゲの蕾にようやく色がついてきた。大きくなった蕾の先に赤み出て、ごくわずかだが開き始めているように見える。シャクナゲはずいぶん前から大きな芽をつけていた。ここまで来るのが長かった。ようやく咲いてくれるようだ。
記 平成25年2月14日(木)