カリンが芽吹く
2月11日(月)
暖かく風のない日が続く。夕方近くになって公園へ出てみた。気候がよくなったので、まだ子供たちが遊んでいる。
ジンチョウゲはどうなっただろうか。蕾が大きくなり、先のほうも割れかけてきているが、なかなか咲いてこない。今日見ても、相変わらず閉じている。公園には2箇所ジンチョウゲがあったが、昨年1箇所は暑さと水不足のためか枯れてしまった。
咲くようで咲かないジンチョウゲ
このサクラはサクラの中でもカンヒザクラというらしい。蕾が大分膨らんできている。枝先に6個ぐらいの蕾が密集している。1つの蕾のなかから数個の花が開くので、開花すると、枝先は花でいっぱいになることが想像できる。
昨年、カリンが果実を結ぶのを楽しみしていたが、とうとう果実をつけなかった。そのカリンが芽を吹いてきた。やはり暖かくなってきた証拠でしょう。堅く閉ざしていた燐ペンを突き破り、小さな葉が固まって芽吹いている。芽生えには新鮮緑が強く感じられる。
芽を吹いてきたカリン
ヤエザクラを見たが、まだ堅そうだ。でも気のせいか大分大きくなってきているとは思える。幾重にも重なる茶褐色の燐ペンの先は拡大してみると、尖って見える。また、所々が日に照らされて光っている。
ヤエザクラ
誰かが食べ物を与えたのだろうか、数羽のハトが集まっていた。近づくとハトは舞い上がった。ハトはいなくなったが、そこに1羽小さな小鳥が残っていた。しきりに地面を突っついている。カメラで拡大してみると、よく見られるハクセキレイらしい。写真に収めた。
記 平成25年2月10日(日)