公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

白幡の森(白幡西緑地)1

16日(水)
 
 「えっ、ここが神奈川区」と驚かされる風景に出会った。畑あり、藪あり、樹木は沢山生い茂っている。ちょっとした山間部へ行った様な気分になれる。広大とはいえないが、都会の中という条件で考えればけっこう広い自然が残されているといえる。この辺まで足を運んでいなかったので、ここの緑地帯の存在に気がつかなかった。一昔前は、身近にこのような景色は見られたものだが、今では懐かしい景色になってしまった。
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山間部を思わせる風景
 
 畑道を上り始めると、左側に竹薮がある。太い篠竹が密集している。細道を少し入ると、篠竹で前方が隠されていて先を見ることは出来ない。人の気配を察したのか野鳥が動いた。緑色をしているところから。このところ目にするメジロのようだ。畑を見ると、ヒヨドリが飛んでいく。薄暗くなっているのでカメラで捉えることは出来ない。竹薮の縁はキヅタで覆われふかふかしている。
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太い篠竹の密集地
 
 上を見上げると、公園になっているようだ。中央に大きな太い樹木がある。なんという樹だろうか。根も横へ大きく張り出している。上の方はここから見ると2つの分かれているように見える。この辺の大木で名前を想像できるのはエノキである。本当にエノキなのだろうか。
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中央にある大きな太い樹木
 
 上へ上るとベンチがあり、確かに公園になっている。標識があったので読んでみた。「白幡の森(白幡西緑地)と畑」と記してあった。孝道山の裏手になっている。平らでなく斜面になっている点が、山間のイメージを醸し出してくれる。広場には沢山の樹木が残されている。見たところ、サクラ、コナラ、シラカシなど多数があるようだ。いい観察場所なので、時間をかけ調べてみたいと思う。
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標識
 
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ベンチがある公園 
 
  記  平成2525日(火)