公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

コウバイが咲く

25日(火)
 
  天気は、朝のうち寒く風があり、はっきりしない。今夜から雪になるとも言われている。
 公園のコウバイが気になった。今晩雪にもなったら開花はお預けになってしまう。薄日が出た午後、公園へ行ってみた。コウバイを見るといくつか花が開いている。開花したことを示していた。2日ほど前ハクバイが咲いたので、ほとんど同時にコウバイが咲いたことになる。
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咲きはじめたコウバイ
 
 花びらを見ると公園のコウバイは八重のコウバイということが分かる。3つぐらい花だが、何れも頭をたれ、俯き加減に咲いている。おしべは多数あり、その先に葯が付いていることが確認できる。中央の先が平らのように見えるのがめしべかもしれない。花びらはきれいなピンク色で縁は丸みを帯びている。この丸みを帯びるところがウメの花の特徴になるという。また花は柄がなく直接枝についている。
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コウバイ おしべ、めしべが確認できる
 
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開花直前の蕾 
 
 ついでに隣にあるユキヤナギを見ると、先日見た芽がこんなにもきれいな新鮮な緑色に変わっていた。茶褐色の木肌の中にこの緑が実に美しく映っている。少し開き気味の葉を見ると、中央に緑色の小さな粒が包まれていることが分かる。この粒が花芽らしい。
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ユキヤナギ  新鮮な緑色になった
 
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花芽と思われる緑色の小さな粒 
 
 芳しい天気でなかったが、出かけた甲斐があった。コウバイの咲く時期を捉えることが出来てよかった。
 
 
  記  平成2525日(火)