公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ハクバイ(白梅)の開花が目前

21日(金)
 
  立町見晴らし公園にハクバイが1本ある。そろそろ花が開くのではないかと、寄ってみた。なるほど大きく膨らんでいる。赤茶色の燐ペンを破り、白く色づいた中の花びらが見え出している。もうまもなく開花になるのは明らかである。開花の瞬間を捉えたいものである。
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ハクバイ
 
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ハクバイ  そろそろ花が開くのではないか
 
  公園の崖にあるアラカシの新芽を撮影した。鋸歯の入った幅広い葉が目に入る。新芽は枝先に集中している。頂点に5つぐらいの新芽が見える。瓦状の燐ペンの縁は赤紫色をしている。沢山のこの燐ペンで新芽は保護されている。
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アラカシの新芽
 
 いつもの藪にあるヤブニッケイの新芽が大きくなっていた。一瞬タブノキの新芽を思わせた。褐色の燐ペンには上に向かう毛が密生して、ミニたけのこのように見える。葉柄、葉にも短い毛を見ることが出来る。
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ヤブニッケイの新芽
 
 ここの藪に背丈の高いミズキの樹が何本かある。新芽は当然高いところに出来ている。枝の先の新芽に焦点を合わせ狙ってみた。何とか撮れている。赤褐色というのか、艶がありきれいな色をしている。新芽を包んでいる燐ペンの数はそれ程多くはないようだ。
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ミズキの新芽
 
 ウメの開花が待たれる。このところ暖かく風のない日が続くので大分開花に近づいたようだ。ハクバイの方は白い花びらが顔を出し始めている。コウバイも赤みがかっている。ハクバイは来週には間違いなく咲き出すのではと思う。ミズキの冬芽は燐ペンが数枚であっさりしているが、光り輝いて青空の中に浮かんでいるように見えた。
 
 
  記  平成25130日(水)