公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

メジロが現れる

22日(土)
 
 神社の近くのピラカンサ(トキワサンザシ)の赤い実に野鳥が飛んできては逃げていく。電車が通り、車、人も通るので警戒しているのだろう。逃げてどこへ行くかと見ていると、神社の境内にある樹木の高いところで休んでいる。また実を食べるチャンスをうかがっていることは確かだ。ずっと見ているとやはり野鳥はピラカンサ(トキワサンザシ)の実へ寄ってきている。何日か前、ヒヨドリが公園のエンジュの実を食べつくした。そのときのヒヨドリがここへ来ているのかと思った。しかし、幾分違うような気もする。ヒヨドリはやせていたと思うが、今見る野鳥は丸みがありそうだ。確認するためカメラを覗いた。やはり違っている。体が丸く、やや小太りであるだけでなく、嘴、足に赤みが見られる。この辺で見かけたのはムクドリである。高いところにいるので鮮明な写真は撮れないが、ムクドリに間違いないと思う。ここの公園にもムクドリがやってきたんだなあと野鳥の行動範囲の広さをしみじみ感じた。
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 今日もう一度ムクドリを確認した。高いところにいるので難しいが、小太りで尾が長くないから、ムクドリだと思える。ムクドリに気を取られているところに、小さな野鳥が飛んできてピラカンサ(トキワサンザシ)にとまった。最初はスズメかと思った。しかし、からだの色がわずか違っていた。野鳥は葉の陰に入ってしまいどこにいるか分からなくなってしまった。そっと近づいて様子を伺った。葉が動いた。まだ樹から逃げていない。顔を出した。メジロらしい。カメラで狙った。あまりいい構図ではないが何んとか撮影できたようだ。ほかの枝に移った。先ほどよりいい構図になりそうだ。1枚だけ撮れた。拡大してみると間違いなくメジロだった。数羽のメジロの存在かと思っていたら、よく見ていると10羽以上いる。こんなにも多くいるとは思わなかった。
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 野鳥を見た後、公園へ行きコウバイを見た。このところ連日見ている。そろそろ開花に近づいているので、チャンスを逃さないように注意している。赤褐色の燐ペンを突き破り始めている。中に鮮やかな赤い花びらが見えている。コウバイと比較するために家のハクバイを撮影した。どちらも燐ペンの覆いを脱ぎ始めているが、どちらかというとハクバイのほうが開花へ近いように見える。
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コウバイ
 
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ハクバイ 
 
  記  平成2521日(金)