ハクバイが咲いた
2月3日(日)
雨がやんだ後外に出ると、生暖かな空気が漂ってきた。新聞などには春0番と書かれていた。春一番の後、このように暖かくなるので、それをもじったのだろうか。
ひょっとしたら家のハクバイが咲いたかもしれない。期待して家のハクバイを見ると、白いものが見えている。いよいよ咲き出した気配が感じられた。カメラを持ち近づいた。1つの蕾が開いていた。白色の花びらが5枚、おしべが多数あり、その先に葯があることが分かる。めしべは分かりにくい。おしべを1本ずつ取り外していけば分かるかもしれない。
ハクバイ
公園へ行きコウバイを見た。この暖かさで一気に膨らむのではないかと予想したが、まだ燐ペンがしっかり抑えている。まだ時間がかかりそうだ。
公園の植木の手入れをしていると、スイセンの葉の間に白色のようなものが見えてきた。背丈はまだ低いのだが、花茎が出てきたのかもしれない。確かにそうだった。近くにあるいくつかのスイセンを見ると。たった1輪だが花が開いているものがある。 花茎の頂点でほぼ直角に曲がり、その先に花をつけている。花は少しうつむき加減である。花の内部まで写真を撮ろうとしたが、無理だった。スイセンは香りが強いのだが、今日は一輪のせいかあまり匂わなかった。
スイセンの写真を撮り終えると、ケヤキの樹上でピーピーと野鳥の鳴き声がする。尾の長さからヒヨドリらしい。花壇を出てカメラを構えると、ヒヨドリはすでにいなかった。線路の方で声がするのでそちらを見た。どこにいるのか分からない。飛んでいくのが見えた。追うと電線に止まった。やや遠いが今度は撮れそうだ。カメラのズームを利かし何枚か撮った。どうも全体が暗い。頭も足も鮮明でない。撮りなおした。何とか分かりそうなのがあった。もう少し日が出ているときならばもっと鮮明に撮れたと思った。
ひと作業終えての帰り道神社まで来ると、またイチョウの樹に野鳥がいる。昨日見たのはムクドリだった。今日見るのもムクドリと思った。小太りで、尾が長くない体つきからヒヨドリでないことが分かる。念のために写真を撮り確認した。
記 平成25年2月2日(土)