公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

岸根公園で見た新芽(冬芽)1

1月21日(月)
 
 暖かく天気がよかったので、今年初めて岸根公園へ行くことにした。上り坂では、樹木側に残雪があった。そのため、そこを通るとひんやりとした空気が漂ってきた。
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残雪が残る坂
 
 マテバシイの新芽を見た。枝先にいくつかの新芽がある。その中の2つが大きくなっている。ここのマテバシイの樹の新芽もいまは球形をしている。包んでいる燐ペンは上の方は茶褐色で、基のほうへくると緑色をしている。薄い燐ペンのように見える。
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 ヤマモモを見た。いろいろなところのヤマモモを注意して見て来たが、新芽はなかなか見ることが出来なかった。ここで日がよく当たっていそうなところの枝先を探してみた。すると、何か細長く伸びているものを見つけた。どうやら新芽らしい。カメラでアップしてみると、間違いなかった。ヤマモモは雄株と雌株があるという。このヤマモモはどちらなのだろうか。また、花の咲く前に雄雌株の違いを知る方法はないものだろうか。
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ヤマモモの新芽
 
 タブノキの新芽はふっくらし、随分大きくなっている。2cmぐらいありそうだ。写真は定規が少し離れていたせいで、少し短く見える。基のほうが少し緑色であるだけで、大部分は赤褐色を帯びている。燐ペンはしっかり合わさり、硬く内部を保護している。
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 タブノキの新芽
 
 イヌマキにはどんな新芽が出来るのだろうか。新芽があるか覗いてみた。葉腋に1対丸いものがある。これが新芽らしい。球形をしており、何枚かの燐ペンで覆われている。燐ペンは隣同士合わさるが、瓦状にはなっていない。
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イヌマキの新芽 
 
 久しぶりに岸根公園を見た。日曜日を避けたので、人が少なく写真が撮りやすかった。ひょうたん広場へ行くと、コースを歩行している人がいた。休日だと、歩行している人、ランニングをしている人で賑うのだが、今日はうそのように静かであった。
 
  平成25年1月21日(月)