公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

紅葉の始まり

112日(金)
 
  連日秋晴れの日が続いており、秋のさわやかさが堪能できる。今日は本当に久しぶりに岸根公園へ出かけた。そろそろ紅葉が始まるのではないかと期待していた。
 
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忍者のとりでを望む 
 
 ハナミズキの紅葉がかなり進んでおり、すでに赤い色がくすみ始めていた。でも遠くから見ると、きれいに茶褐色に染まっているのが分かる。この樹がたくさんまとまってあれば、この樹だけでかなり素晴らしい景色をつくり出すのだが、公園では疎らに植えられているので、その景色は期待できない。
 ハナミズキに続いてサクラの紅葉が進んでいる。この公園にはサクラの樹はたくさんある。みんな茶褐色に色づき始めたようだ。この写真の後ろのほうに茶褐色に染まっているのはサクラである。
 右のほうで黄褐色に見えるのはカツラである。やや黄色みがかっているとところに味わいがある。手前にあるヤマボウシの緑と対比していて双方が引きだっている。ほかのところのヤマボウシは葉が色づいているのだが、このヤマボウシだけ緑のままである。
 緑、赤、黄色と色成す紅葉の前兆戦が始まっており、日増しに変化する姿が演出される予感がする。毎日見つめることが出来ればどんなに感動できることだろうか。
 
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正面入り口のケヤキ
 
 正面入り口のケヤキの梢が赤みがかってきた。ケヤキの紅葉は上から下へ進んでいくようだ。空の青さをバックにしたケヤキの並木は正面の玄関にふさわしい光景をつくり出し、訪れる人を魅惑させている。
 
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ひょうたん広場 のサクラ
 
 ひょうたん広場の内側にたくさんのサクラが植えられており、いずれも赤褐色に色づいている。このサクラはすでにかなり紅葉が進んでいるように見える。夕方近くになったので、幾分全体が赤みがかった感じとなってしまった。
 
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 坂道沿いに植えられているハナミズキはかなり紅葉が進んでいる。他のものが紅葉し出すときは散ってしまうかもしれない。
 
 久しぶりに見た岸根公園であった。期待していた通り紅葉が進んでいた。サクラ、ハナミズキの紅葉の早さには驚いた。ちょっと遅かったらハナミズキの紅葉は見られなかったかもしれない。次回来るときにはイチョウの黄葉、モミジの紅葉が進み素晴らしい光景が展開していることと思う。
 
記  平成24112日(金)