公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

紅葉が始まる

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 11月に入り寒さを感じるようになってきた。今日は、気温は低いが風がなく空気が澄みきっている。公園では近くの保育園児が遊んでおり、広場ではゲートボールが行われていた。
 この季節は毎日毎日落ち葉が舞い落ちる。かき集める直ぐそばから1枚、2枚…と落ちてくる。かき集めるのは面倒だが、落ちてくる落ち葉の様を見つめていると秋の風情が伝わってくる。
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吹き寄せられた落ち葉
 
 公園の中央にあるケヤキがはっきりと赤く色づいてきた。この公園にも本格的な紅葉が訪れてきてくれた。山間部や地方で見る紅葉とはだいぶ違うだろうが、ここの紅葉はここの紅葉としてみればそれなりの美しさがある。ケヤキの葉1枚にしても黄色から赤く色づいたものを見れば紅葉の魅力は伝わってくる。周りの建物を山林に置き換え、道路を山道に置き換え、公園のケヤキを見つめてみれば、すばらしい紅葉の世界が見えてくる。
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紅く色づいたケヤキ
 
 ガザニアの花数が増えている。花茎をぐっと伸ばし黄白色の花が開こうとしている姿が見られる。夏のときの疲れたような咲き方ではなく、生き生きしている。またその横ではタマスダレが元気な顔を見せている。
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 キバナコスモスに代わり、キクがいっぱいつぼみをつけている。多くは先の方が色づき始め始めている。大輪のものではないが、開花すれば新しい秋の公園をつくってくれるここと思う。
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キバナコスモス
 
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キク 
 
 公園の西側の入り口にヤツデがある。何の気なしに見ると、花が咲きかけていた。苞が開き、中から花の塊が顔を覗かしている。数日で中のものが伸びてきて、その先に小さな花をつけてくれるでしょう。
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ヤツデ
 
 帰りがけに京急の土手に咲く紫の花が目に入った。クコではないか。もう、すでに終わってしまったのではと思っていたが、今が咲きごろなのかと思い直した。草むらに隠れているが、濃い紫は人目を引く。
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クコ
 
  記  平成24111日(木)