公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

クヌギとミズナラの再考2

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保育社の植物図鑑で、クヌギについて調べなおすと、
  成長した葉は下面に毛がなくなる。樹皮はコルク層が発達しない
   クヌギ
  成長した葉は下面に星状毛を密生して灰白色である。樹皮はコルク層がよく  発達する
   アベマキ
 
 クヌギ節に入っており、2つの違いは葉の下面の毛の有無にある。先日、クヌギとしたものは葉の下面は緑色で、毛、星状毛らしきものは不明である。
 
 以上の結果から考えると、アベマキではなく、クヌギでいいことになる。
 
保育社の植物図鑑で、ミズナラについて調べなおすと、
コナラ節
  葉はほとんど無柄、葉身の下部は耳状
   カシワ、ミズナラ 
  葉は明らかに有柄、葉身の下部は円いかあるいはくさび形、総苞片は覆瓦状
  にならぶ
   コナラ、ナラガシワ
 
 コナラ節に入っており、葉はほとんど無柄という。先日、ミズナラとしたものは柄がある。
イメージ 3イメージ 4
 
 すると、ミズナラではなくなる。コナラかナラガシワになる。2つの違いは葉の長さにある。
コナラ…710cm  ナラガシワ…1230cm   保育社の植物図鑑
 実際に図ると10cmになっている。
 
考察
 以上の結果から考えると、ミズナラは間違いで、コナラとなる。観察項目をしっかり押さえ、こまめにメモを取っていくこと成功への道といえる。遠回りしたが、自分なりには少しずつ正しいところへ近づいてきた気がする。
 
記  平成24930日(日)