カゼクサを見つける
9月7日(金)
コスズメガヤとカゼクサはどこが違うのだろうか。この違いを明らかにするために、カゼクサらしきものを求めて歩いた。コスズメガヤに似ていて、どことなく違うものを最近目にするようになったので、もしかしたら…という望みをかけてその場所へ出向いた。コスズメガヤは人に踏みつけられるような環境に見られるが、目指したものはコスズメガヤよりはやや奥まった環境に見られる。
試料1がコズズメガヤ、試料2がカゼクサと思われるものである。1つ1つを別に見ると、ほとんど区別がつかなかったが、比べてみると違いが分かってきた。やはり実物は記憶に優る。
試料1
コスズメガヤ
試料2
カゼクサ?
試料2について
葉は細く長いゆうに30cmは越えている
葉鞘には毛がない
葉は茎を抱くようにしている
葉の縁に波がある
鞘口に細い毛がある
小穂は先がとがり紫色を帯びている
試料2は試料1より大型で、根生葉が多く、長い。なかなか抜けないと説明されていたので、実際にやってみた。事実片手ではぬくことができなかった。
調べた結果から判断すると、カゼクサと思われる。
小穂の枝に腺点のふくらみがあるというが、明確ではなかった。
参考資料
記 平成24年9月7日(金)