クサギが咲く
9月3日(月)
小学校の土手はいろいろな雑草で埋め尽くされており、季節のものを知るにはいい場所といえる。ただフェンスで囲まれており、中へ入っていけないのが残念だ。遠くからカメラを覗き、いろいろなものを探すが、手間がかかるが、別の探しがいがある。
この大木はなんという名前なのか知りたい。だけど近くへは寄れない。何度も訪れているが、遠くから見つめているだけである。カメラで望遠をきかしてみるが、詳細はつかみにくい。何とか日にちをかけ挑戦しようと思っている。
この樹の名前は?
フェンスに絡み付いていたクズに花がついてきた。夏のが終りになると、クズの花が見えてくる。大型で、赤紫色をしている。葉も大きいが、花も大きい。マメ科の植物の花のつくりを調べるには分かりやすく丁度いい。この花を見ると秋の気配がする。
クズ
遠方の籔の奥まった所に白色と赤紫色の混ざった花をつけている樹がある。花はたくさんついている様子が分かる。何とか近づこうとしたが、斜面の中ほどなので、とても近づくことは出来ない。カメラの望遠をきかし、撮影してその画面から判断するしか手がない。
遠方から見たクサギ
葉は大きな楕円形をしている。縁にはわずかに浅い鋸歯があるようだ。表面は濃緑色をしている。葉の先は次第に細くなっている。長い柄がありそうに見える。
花を見ると、赤紫色の筒型をしており、上の方が5つに分かれている。内側が白色で細い花びらが風車状に突き出ている。長い4本の雄しべも確認できる。蕾は赤紫色に見える。
図鑑をあたり名前を調べると、「クサギ」であるらしい。葉をもむと、強い臭気があるというが。手に取ることが出来なので確認は出来ない。
クサギの花
記 平成24年9月3日(月)