センニンソウが咲く
9月2日(日)
浦島小学校のフェンスとその下の崖につる性の白い花が咲いていたので、何という名前か思い出していた。つる性で、葉は対生、ヘクソカズラに似るが花は全然違う。トコロの葉にもっとよく似ている。これについても、花が違うし、トコロは葉が互生である。頭にはセンニンソウが浮かんでいるが葉のつき方に確信が持てなかった。家へ帰り、図鑑で確認してみると、センニンソウであった。しかし、センニンソウにもいろいろあることが分かった。
寺崎植物図譜によれば、センニンソウ、ヤンバルセンニンソウ、フジセンニンソウ、ムニンセンニンソウがある。センニンソウは羽状複葉、ヤンバルセンニンソウは3出複葉、フジセンニンソウは奇数羽状複葉で小葉は3-5、ムニンセンニンソウは羽状で小葉は3-5、ムニンセンニンソウは小笠原固有種。
こんなに種類があるとは予想もしなかった。もっと繊細にチェックしておかなければと反省させられた。
小学校のフェンス 校門下の崖
校門下の崖にはキクイモも咲いていた。キクイモは先日この近くで咲き始めたのを確認したが、今日はもう花の盛りになっているようだった。藪に咲いているので、きれいに映らないが、夏の季節を感じさせる。
キクイモ
記 平成24年9月2日(日)