公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ウラシマソウの名の由来について

5月11日(木) 大丸の丘から坂を下って行くと、先程見たウラシマソウが見えてきた。上るとき気が付かなかったが、沢山あり、花が咲いているものもある。薄気味悪いような花で、余り興味を惹かれる花ではない。糸を垂れているような様子を浦島太郎が釣りをし…

アカシデの果実

5月10日(水) 5月に入り、沢山の花が咲き出したので、見るのが忙しくなってきた。今日は暖かく、夏のような天気になった。舞岡公園のキリの花が気になっていたので、出かけてみた。今日は、京急ニュウタウン行きのバスが来た。 ケヤキ広場から入り、階段を…

ハンショウヅルの花

5月10日(水) 藪の縁に青い綺麗なホタルカズラの花が咲いていた。先日、この花が土手に沢山咲いているのを見てきた。見事な光景であった。ここでは数えられるくらいの数である。この花は、形が変わった花なので、園芸品種かと思ったら、牧野新日本植物図鑑…

ツルカノコソウ

5月9日(火) 再び白色の小さな花が出て来た。前回同様、このような花を見ると、「何という名前か」と迷う。葉を見ると、細かく裂けていないので、ヤブニンジン、ヤブジラミと違うことが分かる。ツルカノコソウの気がするが、断定できない。ツルカノコソウに…

ヒメコウゾ

5月8日(月) 坂を上りきると、視野が開け、遠方に富士山が微かに見えてきた。空気が澄んでいれば、もっと鮮明に見えるのだが、やむを得ない。遠方を見る機会が少ない都会生活では、空気の汚れに気が付かないが、こうゆう場所へ来ると、空気の汚れがはっきり…

ヤブジラミとオヤブジラミ

5月7日(日) 風があるが、暖かくいい天気になったので、港南台から上郷へ抜ける自然観察の森を歩くことにした。緩やかな坂を上り始めると1台の車が上から来た。「この道を車が通るとは、珍しいなぁ」と思っていると、農家の人だったようだった。この先には…

ベニバナトチノキが咲く

5月6日(土) パークセンターから丘の上広場へ向かった。ここの坂道の途中の藪の中にベニバナトチノキがある。花は未だだろうと思いながら見ると、梢に赤いものが見えた。花が咲いていると思えた。普段はこの中へ入ることはない。運よくベニバナトチノキの花…

いろいろなサクラ( ギョイコウ、 天の川、ウコン)

5月5日(金) リョウブを見ると、葉は新葉というよりも、既に普通の葉に成長していた。冬芽から見続けていたと思ったら、記録を見ると大分間が空いていたので吃驚した。手軽に見られると軽視していたのかもしれない。リョウブの葉は枝先に集中している。楕円…

いろいろなサクラ(梅護寺寿数珠掛桜、 紅華、 菊桜、 紅時雨、 楊貴妃、泰山府君)

5月4日(木) 梅護寺寿数珠掛桜いう聞きなれないサクラがある。原木が新潟県京ケ瀬村の梅護寺にあるという資料以外には参考になるものがなかった。多くの花は散って仕舞っていたので、残された花を望遠で撮影した。薄いピンクのヤエザクラであること以外の詳…

フゲンゾウとカンザン

5月3日(水) 先日、コリア庭園の花壇でアンズ見ることが出来、アンズとブンゴウメの違いを知ることが出来た。今頃はアンズに果実が出来ているだろうかと、コリア庭園へ入って行った。 早速アンズの樹のところへ足を向けた。枝を下からくまなく見たが、果実…

ムクノキの雄花と雌花

5月2日(火) パークセンターの広場へ出た。遠足日和で、園児や小学生が沢山来て賑わっている。水路伝いに進むと、沼地にも緑が復活してきていた。この細長い葉はショウブになる。崖沿いに進むと、白色の釣鐘のような花が見えて来た。先日別のところで見たホ…

キンランを見る

5月1日(火) ハナミズキの下を見ると、ここにも初夏の草が沢山出てきている。その中でも目を惹いたのは赤紫色をしたイモカタバミあるいはベニカタバミである。カタバミと聞くと、よく見かけるのは黄色に花である。このカタバミは濃い赤紫色をしており、葉の…