公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

公園を大切に

820日(月)
 
 雨上がり公園は空気もおいしいし、健やかであると思い行ってみた。もちろん水をやり、草木を見るためである。しかし、そこで目にしたものは見たくない光景だった。何箇所かにイヌの糞がそのままになっていた。また、ポテトフライの袋などが捨てられていた。
 「人の目がなければ」という思いが、こういうこのような行為をさせてしまう。不道徳さにはあきれてしまう。極わずかな人の存在だが、残念ですね。夕方、水をくれていると、「ご苦労様です」と声をかけてくれる人もいる。同じときを生きている人の世界の多様さをしみじみ感じます。
 そこへいくと、同じ生物でも、植物はみな善良に思えてしまう。中には人に害を及ぼすものもあるだろうが、「植物は、私は扱い方によってはあなたに害を及ぼします」という情報を発信している。従って、害を受ける人は、その人が相手の植物に対して無知である面が多いともいえる
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 中央花壇
 
 エンジュの花を見ていると、休みなく花びらが散っている。じっと見ていると2-3秒に1個という具合である。雪の降り方ではないが、ゆったりしたのどかな気分になる。ポツンと落ちたばかりの花びらはうすい黄緑色をしていてみずみずしい。近くで見たい花だが、花は高いところにある。梯子でもなければ、その可憐な姿は見ることが出来ない。「美しきものは遠くにありて…」簡単に見ることが出来ないところが、人の気持ちを誘うのだろう。「落ちた花びらを見て、思いにふける…」
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エンジュの花
 
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2-3秒に1個落ちる
 
 ヤブランが見違えるように大きくなってきた。春ごろは、花壇の縁に細々と植えられていたのだが、夏場を迎え、勢力が出てきたようだ。今では、花壇の中まで侵入してきている。これだけのものが一斉に花をつけたら見事だろうと想像できる。
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大きくなってきたヤブラン 
 
 花壇の中にコニシキソウに混ざり、スベリヒユも出てきている。どちらも小さく、似ている。でも、よく見ると葉の形、斑点の有無、葉の付き方を見ると違いが分かってくる。
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左…コニシキソウ   右…スベリヒユ 
 
  記  平成24819日(日)