公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ハナトラノオが花開く

819日(日)
 
 このところ日差しが強く、草花もこの暑さに耐えているようだ。夕方たっぷり湿らせておいた花壇も一夜明けるとすっかり干しあがっている。朝、いくら水をくれても、くれるそばから蒸発していく。太陽の日差しの恐ろしさが感じる。
 
 花壇の広い部分を占めるキコスモスが咲き始めた。肥料が効いてきたせいか、成長がよく、葉をたくさんつけ、茎も太くなっている。栄養が葉や茎にいったのかもしれない。花の数は今のところ少ない。でも以前と比べたら多くなってきている。オレンジ色の花を見ると、公園に明るさが出てきたようだ。
イメージ 1イメージ 2
キコスモス
 
 待っていたハナトラノオが咲き始めた。薄いピンク色をしていて、清潔感を感じる。筒型の花で先が4つに割れているように見える。葉にはのこぎりのようは鋸歯が見える。日の当たる方からきれいな写真を撮ろうとしたが、どういうわけかこの花は皆太陽に背を向けている。
イメージ 3イメージ 4
太陽に背を向けるハナトラノオ
 
イメージ 5
 
 水をくれた後、花壇の脇の雑草を見た。狭いところだがいろいろなものを見ることが出来る。スズメノカタビラに似ているものがあった。一見、スズメノカタビラに見えるが、少し違うようだ。花は一回り小さいようだし、葉が短く先はとがっているようだ。「ニワホコリ」のように思える。スズメガヤの小さいものかと思ったが、鞘口に毛がない。明らかに違っている。よく調べてみようと思っている。
イメージ 6
ニワホコリ?
 
イメージ 7
ニワホコリ?拡大
 
 コニシキソウがたくさん咲いている。地面を這うものが多いが、よく見ると立ち上がってくるものもあるようだ。
イメージ 8
 
 アオビュウと思われるものも出現している。まだ小さいので、定かでないが、恐らく間違いないと思う。
イメージ 9
アオビユ
  
 日の当たるところ、人の足の入るところにクルマバザクロソウが出てきた。小さい芽生えで、こんなにもと思うほどたくさん出ている。中には花をつけているのもありそうだ。あまりにも小さいので、よく分からない。
イメージ 10
クルマバザクロソウ
 
  記  平成24819日(日)