公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

お祭り 前日準備

83日(金)
 
 お祭り前日なのでテントを張る日になっている。10時に行くと、既に多くの人が来ていた。神楽殿の縁の下に入り、テントの部品を出す。出しやすい天幕から出した。支柱等は絡み合っていて、重い。暗く、狭い空間で解こうとするのだが、思うようには進まない。足、梁、屋根と手渡しで出した。この作業だけで、皆さんの身体には汗がにじんできた。
 骨組みを組み立てるのだが、順序良くしないと最後が納まらなくなってしまう。ここのリードはやはり経験者に頼らなければならない。骨組み後、天幕で覆う作業になる。天幕を広げ、骨組みを覆うのには数人の手が必要になる。今日は多くの人が参加してくれたので、うまく事を運ぶことが出来た。
 天幕の端を紐で梁に固定する。テントが古くなっているので、紐が1本しかない箇所、無くなっている箇所も出てきている。応急処理をし、何とか固定した。
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骨組みに天幕をかける
 
 いよいよ支柱を持ち、立ち上げることになる。4本の支柱を別の人が持ち上げることになる。「12の…」の掛け声で一斉に持ち上げる。うまく立ち上がった。次は四隅の金具を固定し、締め付ける。ここの金具も大分がたがきている。破損しているところは針金でしっかり固定した。
 
 1張り終えると、要領がわかってくる。2張り目の作業に入った。こちらのテントの梁には突起がある。古いテントで、この穴を天幕の穴に合わせるようになっている。すべての突起と天幕の穴を合わせるのには、天幕の四隅をきちんと4本の支柱に合わせなくてはいけない。経験した人がいると、スムーズに出来る。
 
 皆さんの手際がよく、2張りのテントを早く組み立てることが出来た。ひと仕事を終えたので、休憩をすることにした。婦人部の方が用意してくれた冷たい麦茶が注がれた。一気に飲み干した。「のどが乾いていたんだろう」蒸し暑く、気だるい気分が身体から抜けていくのが分かった。 
 
 休憩後、縁の下からのテーブルの搬出の作業から入った。10組以上のテーブルの搬出を行う。1組が重い。この作業も手渡しの作業となる。縁の下から出す人、それを支え、引き出す人、テントまで運ぶ人…。それぞれ暗黙のうちに分担がされた。外は蒸し暑いが、縁の下から出るとスーとする。空気の違いだということが分かる。
 山車の飾り付けに入ろうとすると、昨日どうしても見つからなかった5番の輪が出てきた。昨年片付けるとき、紛れ込んでしまったのである。 
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             支柱を固定                       屋根をつける
 
 昨日張った提灯の張り具合を点検した。手直しした方がいいと思われるところがあったので、直した。山車の装飾をし、電球の点灯具合、電源からのコードの調節、テントの中の電灯の配線等思いつくこまごました作業に入った。 
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 提灯の張り具合を点検
 
 12時過ぎ、注文しておいたそばが来たので、昼食にすることにした。夜店用にセットされたテーブルのところが日陰になっていたので、そこを昼食場所にした。皆さん汗と埃にまみれていた。水道で手を洗い。並べられたそばを食べた。簡単な食事だが、皆さん親睦を深めながら味わった。冷蔵庫から持ってきた麦茶のボトルも一気になくなっていった。
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 食事をしながら親睦を深める
 
 食後、椅子出し、残された山車の完成、リヤカーの点検などの作業をした。山車を実際の位置に運び、電球の点灯具合を見た。大丈夫である。山車へ引き込むコードも問題がない。もう何年も使っていないリヤカーの調子を皆が心配していた。昔、月1度の廃品回収ではお世話になった品物である。皆は当時のことを覚えている。このとき、狭いところから重いリヤカーを出すのが辛かった。足場の確保がままならないので、怪我をしなければと思っていた。力が入れにくいから余計重く感じたのであろう。今日もやはり重かった。リヤカーの板の痛みが激しかった。雨に当たっていたところは朽ちていた。でも使えそうなので、ホッとした。
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            山車の仕上げ                     山車の完成
  
 
  記  平成2483日(金)