公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

平成24年度 稲荷会町内会お祭り開催について

8月2日(木)
 
24年度 稲荷会町内会お祭りのご案内
 
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神社境内
日程
 
 
 
 
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  1000~ 各部財、部品のチェック
 
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  各部財、部品のチェック、補充
 
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  用具、物品の購入
 
 
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午前…提灯、掲示板の設置
午後…神輿、山車の装飾設置、用具準備等
 
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提灯・看板設置予備日
 
 
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事前準備(テントの設営、放送準備、テーブルのセット等)(雨天時…8/4
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早朝準備(境内の清掃,受付の開設、神輿、山車の飾り付け等)
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00例大祭祭典  1900~奉納踊りの夕べ
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930神幸祭(神輿渡御)   1900~奉納踊りの夕べ 
 
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掲示板・提灯の撤去 神酒所、天幕の撤収と清掃(雨天時…天幕以外撤収)
 
 
 事前準備
 
728日(土)
 
 朝9時から提灯の設置を行った。町内総出とはいかないが、多くの人が来てくれた。境内の日陰での作業なので、楽と行かないが、捗った。
 6本の樹に電線でつくった輪をかけ、そこを起点にし、配線をしていく。6本の輪は予め点検をしていたが、5番の輪がやはりなく、急遽つくり直さなければならなかった。
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5番の樹
 
 1つの樹に輪をかけるには梯子をかけ、それを上って行く。梯子の上での作業なので危険が伴っている。1本の樹が終えると、次の樹へ移動する。その度ごとに梯子を移動させ、上らなければならない。梯子を運ぶ人、上る人、輪を用意する人、全体を指揮する人…とそれぞれ作業を分担しないと能率的に作業が進まない。日陰だが皆汗を掻いている。梯子を上る人は玉の汗を滴らせている。どうやら6本の樹へ輪を取り付けることが出来た。作業は始まったばかりで、これからが本当の提灯設置作業に入る。
 一方、婦人部が中心になって、配線に電球と提灯を設置していた。どちらもちょうど作業が一段落した。婦人部の方では冷たい麦茶の用意をいていた。「休憩にしましょう」という声が聞こえた。ホッとした人もいれば、「もうちょっと」という人もいたが、ひとまず休憩をすることにした。汗を流した後なので、冷たいものが一気にのどを通っていった。言葉に言い表せない気分に浸ることが出来た。身体中が一気に冷やされた錯覚になった。暑い中を皆で一緒に作業をしたという連帯感がそうさせたのだろう。
 休憩後、作業は続いた。提灯がつけられた配線を先ほどの輪へ固定するのである。この作業はさらに難しくなる。配線の先端を滑車を使って引き上げていく。そして引きあがった配線を輪に固定する。梯子の上と下との共同作業である。いわばチームプレーになる。タイミングが大切である。特に梯子に乗っている人は一人ですので、負担は一層大きくなってくる。危険も伴ってくる。この作業も樹の数行わなければならない。みんなの額から玉の汗が滴り落ちる。
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 提灯がつけられた配線を固定
 
 1箇所は神輿小屋の屋根に上り、その上の樹に取り付けなければならない。その作業も危険がある。梯子から屋根に乗り移り、屋根の斜面を伝わり、目指す樹へ近づいていく。慎重に進んでいかなければならない。この作業は経験豊かな一番の年配者が引き受けてくれた。
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神輿小屋の屋根に上り固定
 
 悪戦苦闘をし、配線の固定は完了した。前年の記録をもとに作業をしたので、うまく配線できているようである。境内の中心に立ち、一回りしてみる。電源を入れ、「電球がついているか」みんなの目で確認した。1個電球がついていない。電球を取り替えてみた。だめである。作業を進めた人が梯子の上から見ると、電線が切れていることを見つけた。部品がだめだったのだ。ここの箇所を直すのが大変だった。高いところで、梯子に上っての作業だから難しさがある。本体の電線の皮をむき、接触しやすいように工夫した。電源のスイッチを入れた。すべての提灯が点灯した。みんなの顔に自然と笑顔が浮かんだ。心の中で皆「やった!」と表現していたことと思う。
 
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完成
 
 2度目の休憩をとった。冷たい麦茶が気持ちよくのどを潤していく。一人ではけして味わうことの出来ない満足感と思う。皆で力を合わせて1つのことをなし終えたときには、この感動が生まれる。このような感動を11つ増やしていくことが自分を高めると同時に町内会の結びつきが高まって来るのではないだろうか。来週は本番、今日味わった感動をさらに高めて行きたい。
 
記 平成24年728日(土)
 
729日(日)
 
 もう1つの大仕事、看板の設置作業がある。この作業はなかなか難しい。例年町内会に住んでいる専門家の援助をいただいている。今日9時から作業が行われる。
 神楽殿の縁の下に保管してある。資材を出す作業から始まる。1枚のベニヤ板が非常に重い。これを3枚引き出すのだから大変な作業になる。おまけに縁の下だから場所も狭いし暗い。「先輩たちは長年よく続けてきた」としみじみ思う。角柱、鉄くい等それぞれ資材が外へ搬出された。
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 ここからは専門家の主導で作業が進められる。角柱を垂直に立てる。腰板を水平に張る。見ていると簡単のようだが、実際にやると、計測どおりうまくいかないし、どこかがおかしな出来上がりになってしまう。専門家は違う。計測通りことが運ぶ。素人の目感覚とは違っている。大きなベニヤ板を張るは、一人では出来ない。ここにチームペレーの要素が入る。右左で支える人、バランスを見る人、固定する人等誰か一人が人任せであると結果に狂いが出てくる。さすが、やり直しがない。
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 休憩し、ひと休みすることにした。少しずつ出来上がる姿を見ると、みんなの気持ちにも安堵感が出てくる。今日は、町内神輿や山車の装飾などを毎年中心になってやったくれる町内きっての高齢の熟練者が来てくれている。役員の頭が下がる思いである。作業のテクニックなどの指導を仰ぎながら歓談をした。
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 最後の提灯の設置に入った。「会」の提灯が1個ない。間違って、一般のところへ付けてしまった。そこは後日つけることにして、とりあえず、設置をすることにした。左側から脚立を上る人、右側から脚立を上る人、バランスと見る人、この作業も一人ではうまくいかない。みんなの息を合わせることが重要になる。
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 何とかお祭りを迎える準備が出来た。まだこまごましたことがのこされているが、残こされた日でぼちぼちやればいい。いいお祭りを迎えたいものだ。
 
 
  記  平成24年7月29日(日)