公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

オニユリが咲いた

717日(火)
 
 昨日、夕方公園へ水撒きに行くと、例のユリが咲いていた。予想していた通りオニユリだった。首を斜め下へ傾けて、じっと地面を見つめているようだ。6枚の花びらには黒い斑点が色濃くついている。中央から雄しべが長く突き出て、先には大きなやくがあり、黒っぽく見える。花にちょっと触ってみた。別にやくに触れようとした分けではないが、手には花粉がついていた。オレンジ色である。水道で洗い落とそうとしたが、なかなか落ちない。花粉には強力な粘性があることが分かる。朝、早速写真を撮りに行った日当が当たるところのものは色が濃くなっていた。
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 植え込みはきれいにされ、雑草の残りが少なくなった。エノコログサは数が多かったので、残されている。「エノコログサの耳に赤褐色の斑点があるのとないのがある」という疑問が頭から離れなかった。やはり背丈が低く、穂が直立しているものには赤褐色の斑点がある。大柄なものには、やはり赤褐色の斑点がないものがあった。2種類を見ているうち、「葉の長さが違うのでは」という点に気がついた。大柄なものは全体が大きいとは思うが、葉が長い。大柄なものでも赤褐色の斑点があるのは葉が短い。穂は曲がっていないように見える。やはり種類が違うようだ。この疑問を解決したいと思っているが。葉の耳に相当するところの赤褐色の斑点に触れている図鑑や文献がないようだ。エノコログサとアキエノコロの違いかもしれない。
 
斑点がない
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斑点がある
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記  平成24717日(火)