公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ムクゲが咲く

6月30日(土)
 
 暑い、真夏の陽気になったので、草花も暑さでまいっていることだろう。昨日、午後に水をくれてやったが、この陽気ではもう乾燥しきっていることに違いない。
 神奈川通り公園へ行ってみた。やはり草花は乾燥で参っていたようだ。倉庫から散水用具を出し、約1時間かけて水をやった。一巡すると、最初にくれたことところはもう乾燥している。乾燥しきっているとはこういうことかと思った。
 散水をしていると、ムクゲが咲いていることに気がついた。足元ばかり見ていたので、花が何時咲いたのか全く気がつかなかった。1つ、2つの花かと思い、上を見上げると、いくつも咲いている。よく見ているようで、観察力のなさを感じさせられた。
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         知らず咲いたムクゲ                     ムクゲ
 
 ムクゲのそばにあるモントブレチアにオレンジ色の色がついてきた。多分モントブレチアではないかと思っていたが、1年経つと、そこに出ている葉だけからはなかなか確信が持てない。花を見て、「やはりそうだったか」と思うレベルである。早く葉だけからも名前が分かるようになりたいと思う。
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 同じくムクゲの近くにハナトラノオがある。これは間違いないとは思うが、やはり花が咲くまでは不安がある。背丈がずいぶん高くなってきているので、花が咲くのももうすぐだと思う。
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                           ハナトラノオ
 
 今年は土手についてはあまり見ていなかった。いまヒルガオが咲いている。この花を見ると、ヒルガオ?コヒルガオ?ということが頭に浮かんでくる。耳が大きく出ているのがコヒルガオ、あまり出ていないのがヒルガオヒルガオの色が濃い。こんなことを思いながら見つめると、けっこう楽しめる。
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             ヒルガオ                      ヒルガオの葉
 
 イタドリやコヒルガオセイタカアワダチソウなどが繁茂する中にオレンジ色のユリが咲いている。恐らくヤブカンゾウと思われる。鬱蒼となっているところに鮮やかなオレンジが人目を引き付ける。
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                         ヤブカンゾウ
 
 
  記  平成24年6月30日(土)