公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

タマリュウが咲く

616日(土)
 
 昨日の夕方、公園の清掃に行った。公園では二人の大人が気持ちよさそうにビールを飲んでいた。その脇で、ゴミ拾いでいくつかのゴミを拾って歩いた。けっこう汚すものもいるが、毎日誰かが清掃をしているので、そんなに汚れていない。
 一回りし、1本のケヤキのところまで来た。根元に薄紫色をした小さな花が咲いているのが分かった。葉は細長く、ジャノヒゲによく似ている。しかし、よく見ると葉が短くこじんまりしていて、ジャノヒゲとは明らかに違っている。また、ジャノヒゲはこのような花はつけない。薄暗くなっていたので、写真に撮れないので、花の特徴をよく記憶した。後で調べてみると「タマリュウ」ということが分かった。間違いないか、確かめたいと思っていたら、10時過ぎ、雨が止み少し明るくなってきたので、カメラを持って出かけた。花は雨にぬれていた。花の開きはよくない、でも写真は撮っておこうと撮影した。拡大してよく見るが、詳細のことは分かりにくい。花びらは6枚というが、5枚まで確認出来るが、あと1枚が不明である。晴れた天気のいい日によく確認しなければと思っている。
 タマリュウの果実も青色をしている。インターネットで写真を見ると、ジャノヒゲにそっくりである。二つの果実を比べると、どっちがどっちだか判定できない。そのくらいよく似ている。
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タマリュウ
 
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タマリュウの拡大
 
 帰り際、線路の垣根の根元にタイトウゴメが黄色い花をつけていたので、写真に撮った。このところ、この黄色い花がじゅうたんのように垣根の根元を埋めている。花をつけないときは、小さな緑色の粒がかたまっているだけで、人を引き寄せる要因などは無い。しかし、この一時は眩しく光って輝いている。普段は目立たないものでも、一生のうちには輝けるときが必ずあることを教えているようである。
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タイトウゴメ
 
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タイトウゴメの拡大
 
 台風が近づいており、何日か観察も出来なくなりそうだ。この期間に今までの資料の整理が出切るかもしれない。
 
記  平成24616日(土)