公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

鮮紅色のハナツルソウが咲いている

615日(金)
 
イメージ 1イメージ 2
         整備されている花壇                     ガクアジサイ
 
 神奈川通り公園を見た後、今日は天気がいいので久しぶりに神奈川東公園へ行くことにした。ガードを越えると、左側の線路沿いに小さな花壇があり、そこにいくつかの花が植えられている。その中の鮮紅色のきれいな花に目をひきつけられた。見るからにきれいだ。誰でもここを通ると、一瞬立ち止まるのではないだろうか。園芸植物なので名前は分からない。始めてみる花である。家で調べたら「ハナツルソウ」ということが分かった。
イメージ 3
ハナツルソウ
 
 花壇からはみ出たところにアサガオが咲いていた。梅雨の季節はアジサイが有名だが、アサガオも同じころに咲く花である。以前は、この季節いろいろなところでアサガオを見たものだが、最近はあまり見なくなった。美しい花が多くなり、みんなの関心がうすくなってしまったのだろうか。昔からの花だが、咲いている姿を見ると、夏が近づいたことを実感する。
イメージ 4
 
 ハナツルソウのすぐ脇には青紫色のキキョウを思わせる花が咲いている。いろいろな公園で見かけるキキョウソウである。この花を始めてみたのは約30年以上前である。国道の分離帯の芝生地の中にあった。きれいな花だと印象に残った。細い花茎を伸ばしながら下の方から徐々に花が咲いてくる。「こんなに伸びてよく倒れないなあ」と思ったものだ。今見ているのもけっこう花茎を伸ばしている。
イメージ 5イメージ 6
 
 神奈川東公園の入り口は先ほどのハナツルソウできれいに飾られていた。訪れた人を暖かく歓迎しているように見える。線路沿いに植えられたトウネズミモチを見ながら進むと、きれいな花壇があった。この花壇の中に一際大柄な植え込みがある。青紫色の花が葉の上へ伸びている。花の姿はシランを思わせる。しかし、よく見ると葉が全く違っている。シランは細長く、葉脈が平行に走っている。それに対し、この花は楕円形の葉で、葉脈は網状脈になっている。この花は「サルビアグアラニチカ」という。サルビアの一種である。
イメージ 7
 
 ここの公園もよく手入れがされており、季節の花が見栄えよく咲いている。ただ、1つ不思議なことがある。それは東側の所にサクラの苗木が3本あったと思ったのがなくなっている。以前見たときは、ハナミズキの間に狭い間隔で植えられていたと記憶している。無事どこかで根を下ろしていればと気になる。
 
  記 平成24613日(水)