ユリはどこへ行ったのか
6月14日(木)
雨上がりの公園 アジサイがきれいに咲いている
先日花壇の花や樹木に名札をつけ、見栄えを良くしたのだが、雨が降った後見ると、せっかく作った名札が雨にぬれ、にじんでしまっていた。カラーでつくったものが無残な姿になってしまった。そのため、早速作り変えた。今度は、雨よけにビニールのカバーをつけた。試験的な意味もあり、今回はカラーにしなかった。
昨日は雨が降った。名札の成果を確かめる機会が早速来た。今日は天気が回復に向かっている。さあ、どうなったか気になった。昼過ぎに出かけて様子を伺った。名札は無事だった。まだ不安はあるが、この方法で、取り敢えず雨には対処できそうだ。
名札はよしとし、公園の花の様子を伺った。正面の花壇を見てびっくりさせられたことが起こっていた。それは、もうすぐで咲きそうになっていたユリの姿が見えなかったことだ。確かにここにあったはずだ。先日は、蕾の段階だったので、写真は撮らず、花が咲いたら写真に収めようと考えていた。「ああ、どういうことか」取り返しがつかない。もう一度再確認してみた。確かになくなっている。ユリのあったところには全く違うものが植え込まれている。交換にしてはひどすぎる。
消えたユリと同じ種類 テッポウユリ
ユリへの思いは消えない。気を取り戻し、他の花を見た。気になったのはセンダンとナンテンだ。センダンは細い枝が折られていた。それを見て花はどうなったか急に心配になった。「見当たらない」「ここもやられたか」一瞬そう思った。冷静さを失っていたのだろう。もう一度見ると花はあった。折られた枝の方向に目が行き過ぎていたことがわかった。無事でよかった。
ナンテンは、先日咲き始めようとしているところだった。蕾がわれ、黄色いものが見え出していた。今日のナンテンはもう散り出している。花の命の短さを感じた。「完全な花はないものか」と探した。多くの花が、花びらが欠け不完全な状態になっていた。何とか完全なものを探しカメラに収めることが出来た。
アガパンサスが1本蕾を持っている。よその公園では既に咲いているが、ここは日陰なので、少し遅れてきているのではないかと思われる。公園に咲く花の配置バランスから考えるとこの花が咲いたら公園が引き立つと思う。
記 平成24年6月13日(水)