厳島で見た樹木
3月12日(月)
昨日の続き
少し時間があったので、もみじ谷の入り口を少し入ってみた。太い大木、その下を埋めている低木と樹木がところ狭しと生育していた。ここは自然林に近い。
背丈の高い樹木はモミノキになる。モミの木の下に白い釣り鐘状の花が咲いていた。いくつかの花が糸をたれたようにつながっている。葉には鋸歯がなく、先端の幅が広く丸くなっている。「アセビ」と思う。町の中で見るアセビとは大分違う。葉の緑が大変きれいで、白い花も澄んだ色をしている。
モミノキ
形の変わった黄色みがかった花があった。葉がアセビよりやや大きめである以外は、アセビによく似ている。花が咲いていないと区別は難しいかもしれない。調べてみたら「シキミ」らしい。毒性があり、特に果実には毒の成分が多いという。きれいに見えるからと、触れてみないほうがいい。
シキミ
低木の樹としてヤブニッケイシロダモがあった。葉の3脈が特徴になっている。
帰り際、斜面を見るとアラカシがあった。こちらのほうでは随分見かける。
アラカシ
撮影3月12日
記 平成24年3月12日(日)