厳島で見たアカマツ
3月11日(日)
先日厳島へ行くことがあったので、そこで見た樹木について書き留めておく。
天気は雨で遠くのものはよく見えなかった。こちらの方ではアカマツがよく見られると聞いたので、期待をしていた。
連絡船を降りた正面に切り立った崖がある。崩れ落ちそうになっている。この斜面に数本のアカマツがある。虫で痛めつけられているとは聞いていた。樹形がかなり変形しているのは、枝を切り落としたからだと思われる。
桟橋から厳島神社にかけての海岸沿いにはきれいにマツが植えられている。海岸にはクロマツ、山にはアカマツと普通いわれるが、写真のマツはどちらだろうか。樹皮が黒ければクロマツ、赤ければアカマツというが、今日はぬれているので樹皮では判定が出来ない。樹形から見ると両方が混ざっているように見えるが。
広場に植えられているのはクスノキ。葉を見ると分かるが、樹皮はコケで覆われて、緑色を帯びているので、「これは何の樹」ということになってしまう。
これはアカマツ
境内にピンクがかったつぼみがあった。いくつかがほころんでいる。紅梅、ウメの花である。今年は寒いせいか、ウメがなかなか咲いてこない。ようやく咲き始めてきたようだ。植物は自然の変化を確実に捉えている。
ウメ
9本マツ
これもアカマツ
続く
記 平成24年3月11日(日)