公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

立町みはらし公園の樹木 2

2月19日(日)
 
 公園と図書館の間の崖にたくさんの樹木が植えられ、崩壊を防ぐと同時に美観をつくっている。東側をみると、マサキ、ツバキ、アラカシ、ヤブニッケイなどがある。アラカシは、この樹木を見たとき、「シラカシ」に似ているが、どことなく違うと思っていた。シラカシの葉は細長く、上の部分に鋸歯があり、裏が白色を帯びている。それに対し、アラカシは幅が広い、裏は白色を帯びていない。幹はよく似ている。2つの幹を見比べても違いは分からない。そのため長い間課題にしておいた。いろいろ調べた結果、ようやく「アラカシ」にたどり着いた。ヤブニッケイクスノキによく似ている。でも、葉がクスノキよりも厚く、幾分長い気がするので、違うと思った。ニッケイとヤブニッケイはどこが違うのだろうか。ニッケイは香りがあり、3脈がヤブニッケイよりも長いという。ヤブニッケイは3脈が長いのか短いのか?。香りもよくわからない。するとヤブニッケイでいいのかもしれない。
 
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マサキ
 
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アラカシ
 
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             アラカシの葉                     アラカシの幹
 
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 図書館側に回ってみると、ここにはたくさんの樹木が見られる。最初に目に付いたのは白っぽい滑らかな肌をした樹木である。おそらくコブシと思えるが、今の段階では判定は難しい。シラカシに似たものがたくさん出てくる。みんなアラカシになると思う。アラカシの中にスダジイクロマツが現れてくる。
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図書館側の斜面
 
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コブシ?
 
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左からスダジイ、アラカシ、クロマツ、アラカシ
 
 
 
  記  平成24年2月19日(日)