神奈川公園の樹木 4
1月26日(木)
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ケヤキの樹林
北の隅に1本のタラヨウがある。「タラヨウ」とはちょっと変わった名前である。葉は長楕円形で、縁に細かい鋸歯が見られる。先は急に狭まるが、先端は尖っていない。表も裏もきれいな緑色をしている。幹は緑褐色をしていて、横方向に傷のような刻みが見られる。この葉の裏に傷をつけ字を書くと黒くなり長く残されるという。
タラヨウ
タラヨウの葉 タラヨウの幹
大きなスダジイ
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ケヤキ樹林を抜けると大きなサクラの幹がある。サクラ独特な曲がりくねった樹形をしている。芸術美を
堪能できる。
サクラ
サクラの横には3本のサンゴジュがある。町の中で見かけるサンゴジュの葉は何となくきれいに写らないが、ここのものはきれいな緑色をしている。幹も黄色がかっていて特徴がよくつかめる。
サンゴジュ
茂みの中に1本のトウカエデがあった。幹が皮状になっているここと、近くにあった落ち葉の形から知ることが出来た。
トウカエデ
「この緑灰色をした幹の名前は何だろうか」コブシのようだが、ずい分大きい。場所によって大きさもさまざまなのかなと思い、よく見るとコブシの名札が掛かっていた。やはりそうだったのかと思い直した。
コブシ
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イチョウとコブシ
広場の西側にぽつんと離れて2本の樹木がある。1本はイチョウもう1本はコブシである。ここのコブシには冬芽がついていない。よそのものには小さいがついていたので、よく確認したが、やはりついていないようだ。遅れているのだろうか。
記 平成24年1月26日(木)