公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

神奈川公園の樹木 2

1月24日(火)
 
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  スダジイマテバシイを見ることができます。右手前に見えるのはサンゴジュです。サンゴジュはなかなか名前を知ることが出来なかった。いろいろな特徴から突き詰めていくと「タブノキ」に来てしまい手掛かりを探していた樹木だった。
 葉は楕円形、先端は急に細くなり尖る。葉の表面は緑色、裏面は黄緑がかる。縁は全縁で、鋸歯がない。枝、葉柄は赤みを帯びている。「葉のつき方がタブノキは互生、サンゴジュは対生」枝の先のほうに葉が集中していたので、こんな初歩的な点を見間違えていたようだった。
 
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 花壇の後方を見ると、手前にサクラ、後方にスダジイシラカシ、サンゴジュ、ケヤキが見える。
 
 
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 サクラの肌は黒く、粒ようの激しい模様がある。上のほうへ行くと幹を取り巻くように輪の様になっている。低いところで枝分かれし横へ枝を長く伸ばしている。
 ここのスダジイは樹高が低い。後方で背丈が一際高いのがシラカシ、この公園には少ない。葉の裏が灰白色なのが特徴。幹は黒っぽく、スダジイのような割れ目はない。
 右に見えるのがケヤキ、樹形の美しい樹木である。
 
 サンゴジュはようやく名前を知ることが出来た樹木。肌を見ると、若いうちは黄色身を帯びている。古くなると黄色が薄れていく。しかし表面に見られる粒状の模様は残されている。
 
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 サンゴジュ
 
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          サンゴジュの葉                      サンゴジュの幹
 
 カキ、スダジイ、そして2本のサクラを見ることができる。
 
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  カキ、スダジイ、サクラ
 
 公園内にカキの木があるとは予想していなかった。幹には、縦方向に網の目のような細かい筋模様が入っている。ここのスダジイは珍しく上へ伸びている。隣に大きなサクラの木があるので、そのために横枝が剪定されたと思える。
  
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 イチョウマテバシイケヤキを見ることができます。
 
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  記  平成24年1月24日(火)