箱根で見つけた植物
長安寺の石仏
先日、箱根の仙石原方面へ行ってきました。
最初に寄ったのは長安寺です。山門を入ると紅葉とヒノキ林が目に入りました。紅葉は時期が遅かったため、多くは枯れてしまっていた。それでも何本かはきれいに紅葉しており、見る人を楽しませてくれました。見事なのは、枝が伐採され真っ直ぐに伸びたヒノキ林でした。紅葉したカエデ類と後ろに、高く聳えるヒノキの樹林は1つの絵になっていました。もう少し早ければ、その迫力は一層見事なものであったと思われます。
長安寺の紅葉
長安寺の紅葉
長安寺のヒノキ林
長安寺を起点に、湿生花園の脇を通り湖尻までのハイキングコースを進ました。
ハイキングコースへ入る 早川
紅葉を過ぎ、時期的に咲いている花も少なく、樹木や果実を中心に見ながら足を進めました。早川沿いに進むと嫌でも左手にゴルフ場が目に入ってきました。ここから先は、行けども、行けども目に付くのはヒノキの植林でした。「相当の人手が入っているなあ」と感じました。
ヒノキ林
ヒノキの樹皮 ヒノキの果実
植林
途中の紅葉
林床に見られた花はハコネアザミ、キンミズヒキ、ヨメナとアキノタムラソウの4種類でした。時期が違えば、たくさんの花を見ることができたと思います。また、果実としては、名前が違っているかもしれませんが、コムラサキ、コマユミ、ツルリンドウ、ヒヨドリジョウゴを見ることができました。
ハコネアザミ キンミズヒキ
ヨメナ アキノタムラソウ
コムラサキ コマユミ
ツルリンドウ ヒヨドリジョウゴ
ヒノキの林の中に入るとひんやりと寒さを感じました。このようなところで「ヒノキはすくすくとよく成長すなぁ」という思いがしました。
記 平成23年11月27日(日)