お祭り 1日目
8月6日(土)
今日はお祭り第1日目です。役員は午前8時から集まり御神酒所を設定し、周りの清掃をしました。山車を出し、神輿を出し、飾り付けをし、それぞれの位置に配置しました。
御神酒所を設定
各町内会の総代さんも一人二人集まり、神社神輿も正位置に設定されました。神社の方も準備が整ったようです。
総代さんも一人と二人集まってきた
受付の準備も始めました。筆、硯、用紙類をテーブルの上にセットしました。扇風機なども用意し、活動できる環境を整えました。
受付の準備も始めました
そうこうしているうちに、お宮のほうではお祭りの儀式が始まりました。総代さんたちが本殿に入り、しめやかに行われているようです。境内では、宮司さんの声がスピーカから響いてきました。
本殿の儀式の後、境内で町内神輿の御霊入れが行われました。町会長、神輿関係者は参列し、宮司さんから拝礼を受けました。
宮司さんの声がスピーカから響いてきました
受付には、一人二人と、ご祝儀を持参してくれる人が現れてきました。受付はこれからが忙しくなります。ご祝儀をいただいた方の記名をし、用紙にその旨を書き、掲示板へご披露します。書く人、お礼品を渡す人、掲示する人等手分けをして作業を行います。
辺りが薄暗くなり、提灯に明かりが点りました。盆踊り、夜店の準備のために、担当者や、勤めを終えた人が応援に来てくれました。山車に乗せられた太鼓を中心に盆踊りが行われます。そのために、山車を境内の中心に位置させました。
提灯に明かりが点りました
夜店の担当者は大忙しです。食べ物を扱うところは調理用具を設置し、配置を調整しています。また、焼きそば等では、材料をほぐしたり、刻んだりと下準備を開始しました。真っ暗にならない内に出来ることは何とか終えたようです。放送の方も忙しくなってきました。昨年のテープに変わり、CDで流します。初めての経験なので、何度も試しましたが、いざ本番となりますと、間違いは許せません。そう言っても、素人集団の集まりですので、皆さん苦労しています。
材料をほぐしたり、刻んだりと下準備 調理用具を設置し、配置を調整
6時30分を過ぎると期待していた子供たちが親に連れられやってきました。境内は急激に賑やかになりました。準備をする担当者も活気付いてきました。
子供たちが親に連れられやってきました 準備をする担当者も活気付いてきました
7時を過ぎたころ盆踊りが始まりました。一人二人と輪に加わり始め次第に大きな輪になってきました。夜店を手伝っていた人も加わり、さらに輪が大きくなりました。
盆踊りが始まりました 次第に大きな輪になってきました
太鼓を叩いているのは女子です。毎年叩いてくれます。小学生の女子も叩いてくれます。この風景はわが町独特のもと思えます。代々小さな女の子が叩き手を継でくれます。
太鼓を叩く女の子
8時過ぎ、踊りを終え、休憩に入ります。この休憩では、子供たちにはお菓子が、大人にはジュースやビールなどの飲みものが振舞われます。もちろん無料です。こういうお祭りも少なくなってきたのではと思います。わが町では、皆さんこのようなスタイルを維持して行こうと考えています。
子供たちにはお菓子配布されます 大人にはジュースやビールなどの飲みものが
もう1つ特徴付けることがあります。神社系の大学の学生が7人から8人毎年お手伝いに来ます。彼らは研修をかねているせいか、取り組み方がまじめで、町内の評判がいいです。盆踊りの後半には、参加してきます。よく踊れる人もいれば、踊りが初心者のような人もいます。初心者のような人は、町内で踊りに長けている人の側につき、一緒に踊りを学んでいます。
一緒に踊る学生 踊りを学ぶ学生
9時になると、宴がたけなわですが、お開きにします。そして最後に皆さんに参加賞(ご苦労様で賞)として、些細な品物が渡されます。今日も渡されました。
皆さんが笑顔を浮かべ、楽しそうに帰る姿を見届け、役員、担当者は明日の励みをもらいます。
記 平成23年8月6日(土)