宮崎橋から大入橋
入江川(運河)は新子安の手前で終わっていた。
今日は、国道16号線から入江町、西寺尾の方へ入江川を追うことにした。
国道16号線を左に曲がり、ガードをくぐる。
ここからは、運河の時と比べ川幅は狭くなる。
昔この辺は、汚水が流れ込んでおり、表面には油が浮き、水は黒く、川縁は汚泥が付着していた。また、廃船となった小舟なども捨てられていた。今はすっかり改善されている。
「宮崎橋」
昭和3年8月竣工
欄干
手前に見える橋は「宮前橋」と書き、「みやさきばし」と読む。
ここの橋の欄干の形が珍しかつた。
何をイメージしてつくられたか知りたい。
この辺は、入江町1丁目である。
道を挟み、左に明治乳業の工場、右側に一宮神社がある。
「下大入橋」
昭和56年3月竣工
宮前橋を過ぎ、川沿いに細い路地に入る。
ここは、車は入れない道である。
「下大入橋」を渡った。
まことに小さな橋である。
ここから、川の左脇を第二国道の方へ進む。
川向こうに、白梅の木が植えられている。
盛りは過ぎたが、まだ花は残っている。
「入江橋」
昭和19年11月竣工
第二国道に架かる橋が見えてきた。
何という橋だろうか。
小さい頃から何回も渡っているが、橋の名前を確認したことがなかった。
橋の礎石に「入江橋」と刻まれていた。
この橋が「入江橋」とすると、国道16号線橋の名は何というのだろうか。
第二国道を渡りたいが、ここからは渡れない。
入江町の交差点まで行き、第二国道を渡る。
「入江橋」にもどり、入江川の上流を見る。
民家の木が生い茂っていて、前を見ることが出来ない。
川に沿う道もない。
やや交差点寄りに戻って迂回をする。
前方に川へ通じる道が見えてきた。
「大門橋」
昭和19年11月竣工
「大門橋」です。
ここを渡り、ガードをくぐると大口の商店街へ出る。
「大門橋」の脇の駐車場から写真を撮る。
水が引いていて整備された石畳が見えている。
石畳の写真と撮ってみると、
意外に意外や、前の家並みが川面に写っているではないか。
「大入橋」
昭和53年11月竣工
川沿いにさらに進む。
「大入橋」が見えてくる。
橋に出るためには階段を上らなければならない。
階段を上る。
左へ行くと大口通りの商店街へ出る。
賑やかな商店街はここで終わる。
右へ行けば、JR大口駅へ出る。