新松田・河津桜1
11時新松田駅に着く。 道を左に曲がると、
これから河津桜の名所を目指す。 目の前に大きな富士山が飛び込んできた。
道沿いには、のぼり、提灯が掲げられている。 真っ白な雪の帽子をかぶっている。
町は桜祭りの歓迎ムードである。 山稜はきれいな曲線を描き、
歩くに連れ、雰囲気が高まってくる。 左右に伸びている。
遠くからピンク色に見えた斜面に入る。 下を見ると、
河津桜の樹木が 黄色い花びらを付けた
処狭しに植えられている。 菜の花(アブラナ)が咲いている。
上を向くと、 ピンク色と黄色のコントラストが
枝にピンクの桜の花がぎっしり付いている。 見事な絵になる。
一筋の紐のように、 桜のズームアップ写真を撮ろうとするが、
人は急坂を上って行く。 日光の明るさで、画像がはっきりしない。
上る人、下りる人が交叉する。 シャッターボタンを調整する。
途中で、思い思いのキャンパスをもとめ デジカメのピントがうまく合わない。
シャッターチャャンスを探している。 撮影結果もうまく確認できない。
丘の上は広場になっている。 雄大な富士山の姿を堪能できる。
シートを敷き、 手前に箱根山を、
お弁当を食べている人がいる。 後に空を、背景に置き、
置き石に腰掛け、 天高く聳えている。
からだを休めている人がいる。 世間の雑ごとが消えていく。
周りの人には ひなのつり飾り展が開催されていた。
笑顔があふれている。 通路の左右を、地元の小学生の作品が飾っている。
桜の花、壮大な富士山が 奥の部屋の「ひなの吊り飾り」が見事だ。
上ってきた疲れを癒してくれる。 部屋の中央の雛様が
人の心も清らかになる。 会場を引き締めている。