公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ウォーキング「ヤマグワ、ホオノキ、ハンノキ、サルスベリ、キンクロハジロ、ケヤキ」

1125日(月)
 
 ガードをくぐると、再び道幅が広くなって来た。先程一休みしたせいか、皆さん元気を取り戻したようで、笑顔を浮かべながら、楽しそうに進んでいる。
イメージ 1
笑顔を浮かべながら進む一行
 
 葉が黄緑色に染まった樹が現れた。花がなく今の樹木はみんなよく似ているので、判断が難しい。葉は楕円形で、少し大きめである。何の樹だろうかと見ていると、偶然冬芽が見つかった。その冬芽を見て、この樹はヤマグワと分かった。もう1度、葉を見直したが、やはり葉だけからはヤマグワと判断が出来なかった。
イメージ 2
ヤマグワ

イメージ 3
ヤマグワの冬芽
 
 斜面の上の方に大きな葉をつけた樹が現れた。先程も、同じような樹があったが、皆さんの後を追うため、通り過ぎてしまった。今度は写真に収めておかなければと、望遠で写真を撮った。葉の大きさから、思った通りホオノキであった。
イメージ 4
ホオノキ
 
 遠くに池が見えてきた。ここは徳生公園になる。池の手前に真っすぐ伸びた樹があったので、何の樹か調べた。薄暗く、更に逆光になっていたので、判断が難しかった。それでも目が慣れてくると、果実のようなものが目に入って来た。望遠写真を撮ってみると、表面にぶつぶつのようなものが見えたので、これはハンノキの果実ではないかと思えた。
イメージ 5
ハンノキ

イメージ 6
ハンノキの果実
 
 徳生公園の池へ出た。中央の植え込みに赤くなった葉が一際目立った。幹は曲がりくねり、表面は灰褐色で、なめらかである。この樹はサルスベリと分かる。先日も、綺麗に紅葉したサルスベリを見たが、サルスベリは意外と綺麗に紅葉する樹だと、再認識した。
イメージ 7
 
 池に目を移すと水鳥がいた。カルガモとは違い、この水鳥は渡り鳥のキンクロハジロである。毎年冬になると、シベリア方面から日本へやってくる。
イメージ 8
 
 徳生公園で休憩をとり、一休みした。どうやら心配した天気も帰りまで持ちそうに思えて来た。一休み後、正面の大きなケヤキの紅葉を見ながら徳生公園を後にした。
イメージ 9
 
 少し進むと、センター北駅へ向かう標識があった。帰りの駅はセンター北駅なので、標識通りに一行はセンター北駅への道を進み出した。
イメージ 10
方向標識

撮影1119

  記  平成301121日(水)