円教寺「第4番槙尾山 施福寺の千手千眼観音のレプリカ、モミジバフウ、第5番紫雲山 葛井寺十一面千手千眼観音のレプリカ、展望台、展望台から見た姫路城、暗い山道、史跡圓教寺境内の門、円教寺摩尼殿、懸造(舞
11月17日(土)
神姫バスに乗った。町の中心街を抜けると、バスは右に曲がり、左へ曲がり、くねくねと進んで行った。乗っていると、今どの方向へ向かっているのか分からなくなってしまようだ。約30分すると、書写山ロープウェイのバス停へ着いた。
ここから書写山ロープウェイに乗り、圓教寺へ向かった。ロープウェイを降り、山道を進み始めると、午後2時を過ぎたばかりというのに、薄暗く、シーンとした空気に包まれた。山を上って行く人は見当たらない。修行へ向かう修行増の心境を味わっているようだ。
暗闇の中に、観音像が現れて来た。精巧につくられており、傍へ近づくと、千手千眼観音菩薩と刻されていた。下記の資料によると、「円教寺に至る参道に、西国三十三ヶ所観音霊場のそれぞれのご本尊とされている観音像が祀られている」という。撮影した千手千眼観音菩薩は、4番目の槙尾山 施福寺の千手千眼観音のレプリカであることが分かった。
少し上ると、左側が明るくなってきた。見ると、紅葉した光景が広がっていた。広場へ入ると、紅葉していたのはモミジバフウであった。
大分上がってくると、書写山展望台へ着いた。ここからは近くは姫路城、遠くは淡路島を見渡すことが出来る。書写山の標高が371ⅿだから、ここまで結構上ったことになる。案内図を参考に、先程見て来た姫路城をカメラの望遠で覗いてみた。すると、ぼんやりしていたが、確かに姫路城と分かった。
展望台からの遠景
展望台から見た姫路城
更に、暗い山道が続き、次々に観音像が現れて来た。まもなくすると、「史跡圓教寺境内」と書かれた門柱が現れて来た。
暗い山道
史跡圓教寺境内の門
この門をくぐると、圓教寺になるのかと思い、門をくぐった。すると、どこかで見たような建物にそっくりな建物が見えてきた。階段を上りながら、京都の清水寺にそっくりであると分かってきた。傍らの案内板によると、円教寺摩尼殿と書かれていた。
円教寺摩尼殿
懸造(舞台造)
撮影:10月30日
記 平成30年11月14日(水)