公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

四季の森公園「ミソハギ、ハエドクソウ、ユウガギク、キツネノマゴ、アメリアヤマゴボウ、ヤマブキ」

812日(日)
 
 台風がそれ、漸く出かけられるようになった。蒸し暑いが、久しぶりに四季の森公園へ出かけた。四季の森公園へ着くと、台風の後のせいか訪れている人が少なく、ひっそりしていた。
 まず、先日未確認であったホシダを見つけようと、はす池沿いに進んだ。池の畔に45人の人がいて何かを見ていた。カメラを向けている方向にはミソハギがあるが、近づいてみると、ミソハギではなく、水の中にいる生き物のように思えた。そばを通り抜け、ミソハギを見た。先日も咲いており、そろそろ終わりかと思ったが、まだ十分観賞できる状況であった。
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未だよく咲いているミソハギ

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 ミソハギの花

 横にはす池があるのだが、ムッとする暑さは変わらない。少し風でもあれば気分も違うのだが、いつも感じなかった嫌な疲れを感じる。冷たい水を飲み、喉を潤した。先へ進むと、ハエドクソウが見えた。先日も思ったが、ハエドクソウはこんなに花期が長いのだろうか。下記の資料によると、花期は78月とあった。やはり、8月でも花が見られるようだ。
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 エドクソウ

 ユウガギクが見えてきた。先日も思ったが、ここのユウガギクは色が白く、花が小さいように見える。直径を測ると、2.5cmであった。舞岡公園等で見たものは薄紫色がかっていて。もう少し大きかった記憶がある。下記の資料などでは4cm近いものもあった。ユウガギクを見ていると、モンシロチョウが止まったので、ユウガギクと一緒に写真を撮った。
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 ユウガギク

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ユウガギクとモンシロチョウ

 ユウガギクの足元にちらっと紫色の花が見えた。一瞬、「何だろうか」と思った。葉が大きく、目についたので、キツネノマゴとは違うのではと思ったが、よく見直すと、穂があり、その中に小さな花が入っているのを見て、これはキツネノマゴと確認した。まだ咲き出したばかりのようだ。キツネノマゴの開花を見ると、もう夏が終わるような気がしてきた。
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 キツネノマゴ

 更に進んだところにアメリヤマゴボウがある、このアメリヤマゴボウは小さな蕾の時から見てきている。今、果実が赤黒くなっている。先日までは緑色だったが、ようやく熟してきたようだ。
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 先日季節外れにヤマブキが咲いたと思ったら、今日はさらに花数が増えてきていた。八重のヤマブキは一重より遅れて咲き出すということを先日知ったが、それでも、何か変だ。やはり、天候異変による狂い咲きなのだろうか。
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花数が増えたヤマギク

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ヤマギク

撮影:810

  記  平成30811日(金)