浦島公園「サルスベリが満開になる 2」
8月3日(金)
久しぶりにハナモモの樹を見た。見上げる程上へ伸びてきていた。花が咲いているときは未だそれ程大きな木に見えなかったが、ここ数か月間で、ずいぶん大きくなった気がする。このハナモモは枝が横へ伸びず、上へ上へと毎年伸びていく性質があるようだ。今は果実が出来ている。果実も今までよりも心持大きく見える。
ハナモモの果実
ハナモモの隣にカリンの樹がある。この樹も先ほどのハナモモと同じように上へ上へと伸びている。一瞬、どっちがどっちなのか分からない感じもする。カリンの樹の後ろにサクラの木があるが、覆い隠されてしまいそうになっている。来春、サクラが葉を付けたら、この2本の樹の間は完全に塞がってしまうだろう。上を見ると、今年も大きな果実が出来ている。昨年より一段高いところにあるので、よく見ないとか果実の存在に気が付かない。
左:タブノキ 右:カリン
カリンの果実
左:タブノキ 右:カリン
シダレザクラも葉をたくさんつけ、重くなった枝が下がってきて鬱蒼としている。真夏なので、この姿を見ていると、一層暑さが増してくる。
鬱蒼に見えるシダレザクラ
右の高い樹がハナモモ、その左がハクウンボク
新しく植えられたムクゲの花
保育園側にもサルスベリの樹がある。こちらは薄いピンク色で、先程のサルスベリとは違い、穏やかさを感じる。どちらのサルスベリも冬芽の時から見ているが、寒い冬の時には枯れて折れそうな枝をしていた。事実、曲げると簡単に折れてしまったことが記憶に残っている。冬芽の中でも非常に小さかったものだが、こんなに大きな花が咲いてくるとは、想いもよらない神秘的な現象である。
サルスベリの花
撮影:7月27日
記 平成30年7月30日(月)