大宮神社の大きなケヤキ
4月16日(月)
アンズの里は、本当にアンズ、アンズのも一色であった。白色のものと赤色のものとは種類が違うとのことだ。栽培している人はこのことを良く知っているようだ。アンズの里で、ゆっくり見ていたら、交通の便がなくなってしまった。ここから駅までどのくらいの距離があるか分からないが、道沿いを見学しながら進み出した。
神社らしいところへ着いた。ケヤキの大木のところに大宮神社と書かれていた。長いこと歩いたので、ここで休みながら、神社の境内の樹木を見てまわった。ここの境内にはケヤキの大木が何本もある。その中で、一際目が惹かれた樹は樹齢900年以上とされるケヤキの木であった。案内板によると、「周囲7m、樹高20m、また、再度の落雷により、頭部欠損するも尚繁茂を続けている」と書かれていた。見るからに太い大木である。しかし、上へ目を移すと、説明通り、上部は殆ど欠けている。また、幹の中央は大きな空洞となっている。「この姿で、よく生きているなぁ」と感心した。枝には、まだ新葉が現れていない。天満宮と書かれた石碑の後ろにも大きなケヤキの樹あった。
樹齢900年以上とされるケヤキの木
案内板
石碑とケヤキの大木
ケヤキの大木
再び歩き始めた。水田が続き、駅までの道のりは遠い。上信越自動車道と思われる陸橋が遠くに見える。駅はあの先らしい。
遠くに大きなシダレヤナギが見えた。遠くから見てこれだけ大きいのだから、近くで見たら想像を絶する大きさではないかと思われる。新緑の葉が風邪で靡き風情がある。
大きなシダレヤナギ
駅に着いた。何気ない思いで、駅前の樹の写真を撮った。写真を見直すと、撮影した樹はアンズの樹であった。屋代駅はアンズの里への出発点であることを示していた。
駅前のアンズの樹
撮影:4月3日
記 平成30年4月14日(日)