アンズの里「樹齢290年のアンズの樹」
4月15日(日)
4月3日(火)、上田城を見た後、アンズの里へ向かった。屋代駅で降り、バス停に向かうと、既に行列が出来ていた。平日なので、行く人は少ないのではと見込んでいたが、同じように考えってくる人がこんなにたくさんいることに気が付いた。前の方へ並べたので、運よく1便に乗れることが出来た。
アンズの里へ着くと、既に多くの人が訪れていた。駅前のバス停で驚いたが、ここでの人の出にはなお驚いた。花はアンズ一色で、しかも平日のことを考えると、尚の驚きだった。
バスを降りると、道を挟み斜面いっぱいにアンズの樹が植えられ、満開の状態だった。道際にピンクのアンズの花が咲いていたので、この花から見始めた。サクラの花は1か所から数本の花柄が出て、その先に花が付いているので、花の塊が彼方此方に見られる。ところがアンズは1つの短い花柄に1の花しかつかない。従って、アンズの花は枝に串刺しされたように見える。アンズの花はウメの花に似ている。ウメの花の中でもブンゴウメによく似ている。
実は、ここを訪れた一因はブンゴウメとアンズの花の違いを知るためでもあった。このアンズの直径を計測すると3㎝あった。以前計測したブンゴウメは2.0㎝であった。やはり、アンズの花の方が大きいことが分かる。萼の反り返り方はどちらも同じで、ブンゴウメと、アンズを別々に見ていたのではほとんど区別がつかない。花の直径にしても、花の個々によって多少の違いがあるので、大きさを計測しても決めにくい。
アンズの里
ピンクのアンズの花
萼の反り返り
樹齢290年のアンズ
樹齢290年のアンズの幹
樹齢290年のアンズの幹の花
アンズの幼木
枝を長く伸ばしたアンズの樹
撮影:4月3日
記 平成30年4月14日(土)