これはハタザオでなく、ヤマハタザオだった
6月10日(土)
6月7日(水)、外は曇っている。天気予報によると、明日から雨のようだ。若しかしたら、既に梅雨に入っているかも知れない。今日は、幾つか確認したいことがあるで、舞岡公園へ出かけた。
今日は、バスの都合で坂下口から入ることになった。久しぶりに何時もの逆のコースである。公園入口へ来ると、先日見たハタザオが見えた。真っすぐ上へ伸びている。「よく倒れないなぁ」と感心する。今日は旗になる花が咲いていない。先日は、葉や茎の毛の有無をよく見ていなかった。写真で判断して、毛がないようなので、ハタザオと見たが、今日見ると、はっきりと毛の存在が認められる。従って、これはハタザオでなく、ヤマハタザオになる。
ヤマハタザオ
ヤマハタザオ
坂を上り始めた。右側に見えたウツギの白色の花は無くなっている。エゴノキの花もない。マユミの樹の角張った果実だけが目に付く。これはガマズミだった。これもすべての花が落ちてしまっている。白色の花で満たされた賑やかさがなくなり、寂しさが漂っている。
ウツギ
マユミの果実
右に坂が続いている。先日、左側にオトコエシを見たが、今日見ると、オトコエシが続いている。こんなにオトコエシがあったことに気が付かなかった。右側を見ると、オトコエシはなく、ミズヒキが続いている。細い坂道を挟み、左右の植生が違っているのが不思議である。
オトコエシ
ミズヒキ
坂を上りきると、前田の丘へ出る。手前の草は刈られているが、奥の草は、背丈が一層高くなってきている。中へ入り始めると、細い道を挟み、左側にススキが、右側にセイタカアワダチソウが群生し、住み分けられている。ススキは背丈が高く、2mを越すものも見られる。それに比べ、セイタカアワダチソウは、まだ1mに満たないものが多い。
前田の丘の草原(左:ススキ、右:セイタカアワダチソウ)
ススキ
昨年刈られたところで、イヌコウジュやイヌトウバナを見た記憶があったので、どのぐらいの芽生えになっているか知りたかったが、残念ながら今日は見ることが出来なかった。
撮影6月7日
記 平成29年6月8日(木)