公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

オオデマリが咲く

426日(水)
 公園へ行くとオオデマリが咲いていた。冬芽が解れて蕾が出来始めたところまで確認していたが、他の花を見ているうちにオオデマリは咲き出してしまった。1つの花を継続的に見続けることは難しい。
 オオデマリについて細かのことを知ろうと、資料を探したが、資料はあまりなかった。オオデマリはヤブデマリの園芸品種だという。「オオデマリとヤブデマリ」について神戸市公園緑化協会から出だされていた資料に「5枚の花弁のうち一枚だけが小さく花序の内側を向いている」と興味ある説明があった。オオデマリがそのようになっているか、確かめると、成る程そんな感じがしてきた。見る人は注意深く見ているものだと思った。
資料:http://www.kobe-park.or.jp/cgi- bin/shinrin/news/index.cgi?mode=detail&file=migoro&select=1400051763
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 オオデマリの小花:花弁のうち一枚だけが小さく花序の内側を向いている

 コデマリが沢山の花をつけてきた。コデマリオオデマリと名前が似ている。同じ仲間のように見えるが、オオデマリスイカズラ科、コデマリバラ科と全く別物である。コデマリ5弁花で、1枚の花弁が円形に近く、中央が僅かに凹んでいる。
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 コデマリの小花

 ベニシダレは、花が殆ど無くなり、ほぼ葉桜になって仕舞った。きれいな花をつけたシダレモモも、もうすぐ、花期を終えようとしている。サクラにモモ、そしてチューリップが花期を終えると、公園は初夏を迎えるが、少し寂しくなる。
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葉桜になったベニシダレ

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シダレモモ

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チューリップ

 公園の西側で、ハナズオウヒメリンゴが寂しくなる花壇を補おうとしている。ヒメリンゴには葉が多くなったが、まだ十分花を楽しむことが出来る。ハナズオウの赤紫の花弁は人の目を惹く。
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撮影:423
 
  記  平成29425日(火)