公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

チューリップが満開になる

420日(木)
 今年も綺麗に咲き誇った公園のソメイヨシノが散ってしまった。今年咲かせたナノハナもソメイヨシノの後を追うように散っている。公園の華やかな1つの節目が終わったようで、気が抜けたような感じがする。冬芽から追いかけ、何回も成長の様子を追いかけていたのが昨日のように思える。
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ソメイヨシノ4月13日)

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 ソメイヨシノ4月16日)

 オオシマザクラソメイヨシノの後を次の新しい生命が公園を飾っている。サクラの仲間の八重のシダレザクラが咲いている。どこにでもあるシダレザクラと同じもので花弁が薄いピンク色をしているので、ヤエベニザクラと思える。
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ヤエベニザクラ

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 ヤエベニザクラの花

 漸くチューリプが咲き誇ってきた。最初ピンクの花だけが咲き、後が咲いてこないので、どうしたのだろうかと気をもんだが、何とかみられるようになった。ピンク、赤、黄色、白と混ざって咲いていると、公園も生き返ったようになった。
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チューリプ

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 チューリプ

 ハナズオウも赤紫色の花をつけ出した。小さな松ぼっくりのような冬芽からこんなにもたくさんの花が出てくるとは、不思議に思える。1つの冬芽からは多いもので、8個ぐらいの花柄が出て花をつけている。小花は蝶形花であるが、写真では、竜骨弁は分かるが、旗弁と翼弁の違いが分かりにくい。花弁にピンクの濃い模様が入っているのが旗弁になり、その両側が翼弁、前に伸び、雄しべが入っているのが竜骨弁になると思う。。
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 シダレモモが白色の花をつけた。花数が少ないが、ハナモモの花自体が八重なので、大きく見える。何とかモモらしく見られるようになったので安心した。
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 シダレモモ

 つい先日まで、新葉に隠れていた小さな蕾からこんなに大きな花が咲いてきた。このスピードとは本当に早いものと感じた。心配したヒメリンゴも綺麗な花を咲かせ一安心した。5枚の白色の花弁からなる花は、均整がとれていてきれいに映る。
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 ムクゲイチョウも新葉が出て来た。どの樹の新葉を見ても、新鮮で、澄んだ綺麗な色をしている。この2つの花芽は未だ顔を出さないようだ。イチョウには注意を向けておきたい。
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ムクゲの新葉

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イチョウの新葉

撮影:413.16

  記  平成29417日(月)