公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

シュゼンジカンザクラが満開になる

311日(土)
 
 カワヅザクラ、シュゼンジカンザクラ、カンヒザクラが咲き、既に、サクラの季節は始まっている。もう直ぐオオシマザクラソメイヨシノが咲き、サクラの最盛期を迎えることになる。1日、1日が気になって来た。
 南門へ近づくと、ピンクの花が高く聳え、サクラが満開に咲いていることが確認できる。入口にあり、今満開になっているサクラと言えば、前回咲き出したシュゼンジカンザクラである。南門を入ったところには3本のシュゼンジカンザクラがある。そのうち2本が満開になっている。
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外から見えるシュゼンジカンザクラ

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シュゼンジカンザクラ

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 シュゼンジカンザクラ

 シュゼンジカンザクラの向かい側にあるソメイヨシノの状況を見ると、冬芽の先端が緩み、黄緑色の部分が現れ、動き始めたことが確認できた。いよいよ開花へ向かい始めたようだ。
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 坂の途中にあるカンヒザクラは早くから咲き始めたこともあり、既に満開を過ぎ、枯れて落ち始め出した。下向きに咲いている姿にも以前程の瑞々しさがなくなり始めている。
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 丘の上の広場にあるシダレザクラにもはっきりと動きが出てきた。上の方や。枝先にピンクの花が数個ずつ開き始めている。このサクラの萼筒に顕著な凹みがあり、エドヒガン系であることを知ることが出来る。
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 シダレザクラの下にヤマナラシの樹がある。どんな花を咲かせるかと思っていたら、前回、中から毛に包まれたものが出始めて来た。その後どうしたかと知りたかったが、毛に包まれた部分が更にはみ出して来ただけで、変化を知ることはできなかった。
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 ヤマナラシ

 近くに白色の幹をした細い樹が目に付いた。何の樹だろうかと、見ると、上の方の枝には冬芽が付いているように見えた。早速写真に撮ってみると、今見ていたヤマナラシと同じであった。この白色の幹が年数を踏むと、表面が黒ずみ、ひび割れの皮目を生じることが分かってきた。
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2本のヤマナラシ

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 細い樹の冬芽(ヤマナラシ)

撮影:39
 
  記  平成2939日(木)