オオデマリの2つの冬芽
12月20日(火)
少し土が乾いてきているのではないかと、公園の花壇を見に行った。見ると、乾いているが、あと1日ぐらいは持ちそうに思えた。きょうは3時過ぎているので、今から水をくれると、夜凍るかも知れないので、明日、水くれをすることにした。
まだ日が出ていたので、公園内の冬芽を見ることにした。センダンの樹も葉がほとんど散っている。どういう訳か、センダンは葉が1枚1枚落ちるのでなく、枝ごと落ちてくる。葉が残っている枝を一寸触ると、ぽきりと枝ごと葉が落ちてくる。何とも面白い落葉の仕方である。冬芽は褐色の沢山の星状毛で覆われている。形は球形のものがあれば、扇方のものもあり、一定していないようだ。目立つのは葉痕で、円を3つ合わせたような形をしている。
センダンの冬芽
センダンの果実
公園には、ヤマモモの樹が雄株2本、雌株が2本ある。花期が終わると、雄花がたくさん落ちてくる。続いて、果実が熟すとこれがまた沢山落ちてくる。「果実はこんなに出来るのかなぁ」と思うが、この果実を花壇の中へ入れていても発芽してくることがない。「不思議だなぁ」と思っている。両方の冬芽がどうなっているか見ると、それぞれ花序の形は出来ている。雄株の花序は長さ1.2㎝、幅2㎜、雌株の花序は長さ2㎜、幅2㎜程であった。既に大きな違いが確認できる。
雄株の花序
雌株の花序
エンジュの樹の冬芽を見たが、正確には捉えることが出来なかった。葉痕の中の暗褐色のものが冬芽と思われるが、どんな形をしているかは分からない。調べると、半隠芽だという。ということは、葉痕の中に半分隠されていることになる。いまの時期ではよく分からにことが分かった。
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エンジュの冬芽と葉痕
このところコウバイを見ていなかった。コウバイは来春早く花が咲く。冬芽を見ると、丸みを帯び、上の方が少し赤く色づいていることが分かる。一寸油断している間に、こんなにも成長しているのかと思った。
上の方が少し赤く色づいたコウバイの冬芽
オオデマリの冬芽1
オオデマリの冬芽2
つづく
撮影:12月17日
記 平成28年12月17日(土)