シシウドが咲く
9月11日(日)
この細く伸びている葉は何だろうか。未だ花が咲いていないのではっきりとしないが、どうもアキノノゲシの中のホソバアキノノゲシと思える。アキノノゲシは春のノゲシと比べ大型であるとは知っているが、無数と思える蕾には吃驚する。
アキノノゲシの蕾
直ぐ傍にあるこれは何だろうか、葉の縁が波を打っているようで、全体が少し萎んでいるように見える。葉が対生で、イノコズチに似ている。イノコズチにはヒナタイノコズチとヒカゲイノコズチとがあるが、この違いがまだよく分からない。葉は対生で、表面には上へ向かう毛がある。裏面を見ると、此方にも上へ向かう毛が一杯生えている。これはヒナタイノコズチになるような気がする。どこのイノコズチも既に花序を出しているが、これは成長が遅いのだろうか。
イノコズチ?
葉の表
葉の裏
ここの崖には大きなミヤギノハギの株がある。1年ぶりに見る花である。ミヤギノハギは枝が大きく爛れるのが特徴というが、その樹形だけではなかなか判断が難しい。蝶形花の竜骨弁が翼弁から大きく突き出ているところを見た方が見分けやすいようだ。この蝶形花もそのようになっている。
ミヤギノハギの花
クリの毬らが落ちていた。「もうクリが実ったのか」と思った。そいえば、そろそろクリが店先へ出始めるころになっている。クリとクヌギが似ている。葉を見てようやく区別がつくようになった。鋸歯が緑色をしていればクリになる。写真を見ると。緑色をしている。
クリ
クリの葉
ウドのような花が開いている。この仲間もまだよく調べていないのでよく分からない。シシウドという名前をよく聞くので、若しかしたらと思い調べて見た。「白色の小さな花、花弁が内側に曲がる」だけが確認できただけで、その他はほとんど分からなかった。もっと詳細に撮影しておくべきだった。
シシウド
シシウドの花
撮影:9月1日
記 平成28年9月7日(水)