公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ヒヨドリジョウゴを見る

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 古民家の花壇にヒヨドリジョウゴオミナエシが咲いていた。ここにヒヨドリジョウゴがあったかどうか記憶に残っていない。過去の記録を見たが、残っていなかった。若しかしたら見逃していたのかもしれない。秋から冬には真っ赤な果実をつける。ヒヨドリがこの果実を好むらしい。何年か前、近くの公園にも芽生えが見られたが、途中で刈り取られてしまった。
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 ここのオミナエシは花壇用に剪定されたせいか裏庭程背丈が高くない。しかし、オミナエシと分かる。開花している小花もあるが、多くはまだ蕾である。
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 奥に入り沼を見た。先日はハンゲショウが大分茂っていたが、その姿が消えてしまっていた。ここにも見たいものがあったが、残念な気持ちになった。左側の山側はまだ刈られていないようだ。先日は、アキノタムラソウなどが見られたが、今は目立つものがない。ミズヒキだけが長い花序を出している。
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 ハンゲショウが刈られ、沼の底が露出した

 ここが先程書いた裏庭のオミナエシである。多くは人の背丈を越えており、随分背丈が高いことが分かる。小花にはまだ蕾が多いことは先程のオミナエシと変わらない。
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 背丈より高いオミナエシ

 クサギの色が変わってきた。先日は白色で眩しく見えたが、今日は暗い色で、枯れた感じに見える。先についていた花は散ってしまい、萼が残されている。この萼が、赤みがかっているのがいまの光景である。
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 色が変わったクサギ

 裏庭の作業場へ来た。先日ここでジャコウアゲハを見た。写真には2頭が並んで写っていた。同じ場所を注意して歩いていると、再び同じぐらいの大きさのアゲハチョウが舞っていた。止まってくれれば、先日のと比較が出来るのだが、一向に止まる気配がない。葉影に止まりそうになったところを撮影した。思った通り、ジャコウアゲハであった。
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 近くにピンクの大きなフヨウの花が咲いていた。日陰なので写真写りが悪かったが、実物はもっとみずみずしく、明るい花である。この花はいろいろな公園でよく見かける。
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 フヨウ

撮影:91
 
  記  平成2896()