ギョイコウが咲く
4月16日(土)
久しぶりにハクウンボクの樹を見て驚いた。新緑の大きな葉が出て花枝が伸びてきている。更にその花枝には淡い緑色の蕾がいくつもついている。もうすっかり花の準備が出来上がっている。
すぐ隣に緑色の花をつけるギョイコウというサクラがある。先日、別のところでこのサクラが開花しているところを見てきた。ここでもきっと咲いているだろうと思っていた。淡い緑色の花と茶褐色の葉とが入り組んでいる。ソメイヨシノのような美しいサクラではないが、珍しいサクラである。
ギョイコウ
ギョイコウの花
公園内にあるサクラで一番多いのはこのヤエザクラである。1つの花が大きい。いろいろ調べて、このヤエザクラはカンザン(関山)と思われることが分かってきた。先日撮影したカンザン(関山)の写真と比べると、よく似ている。
カンザン(関山)
ハナカイドウは満開を過ぎたようである。沢山の花が全開し絡み合った状態になっている。花が開く前の清楚な姿の面影がなくなっている。どんな綺麗なものでも去っていくときは哀れな姿になって行く侘しさが感じられる。
ハナカイドウ
撮影:4月12日
記 平成28年4月12日(火)